人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

そしてまた、ちぢみほうれん草

SNSで続けて目にしたのである。常夜鍋。

レシピがないと料理のできない女なのだ、家にはレシピ本がたくさんあり、常夜鍋もいくつか載っていた。

しかしそれはどれも「常夜」、つまり毎晩でも食べられるほどあっさりしていて、私好みではなかったのだ。作ったことはない。

それが、グイグイ私を惹きつけたのである。写真には、鮮やかな緑のあのアフロ・・・、今ハマッているちぢみほうれん草が写っていた。

この冬、すでに何度も鍋は作っていたが、どれも市販のスープを使っていて、まぁそれを楽しんだのだが、この常夜鍋は素朴に素材の味を楽しめるものだ。素朴にちぢみほうれん草を楽しめるのである。素朴にちぢみほうれん草を楽しみたいEE:AEB30

・・・ということで、レシピを直々に教えてもらい、私も作ってみたのだった。

これは作家の向田邦子さんがよく人に振舞っていたレシピとのこと。SNSの投稿主かんちゃんに倣い、私も忠実に従うことにする。

・酒4:水6の割合のベースを鍋に。

・にんにく1~2片の皮をむいて芯を取り、半分に切る。すみません、忠実じゃなかったです、よりエキスが出るように、芯は取らずに叩き潰して入れました(笑)

・ショウガの小さめひとつ、皮をむいてそのまま入れる。すみません、忠実じゃなかったです、よりエキスが出るようにスライスして入れました(笑)

・具材はちぢみほうれん草、豚肩・豚もも薄切り。

・醤油に生レモンを絞り、これにつけて食べる。

これが基本で、投稿主かんちゃんはこの後にネギやきのこを足して、柚子ポン酢などでも食べていた。

これを大量に作ったのだが、果たしてここにわざわざ載せるぐらいである、凄く美味しかったのだEE:AEB30

確かにあっさりだ、しかしあっさり故に飽きが来ないので、いくらでも食べられてしまう。

ちぢみほうれん草のほのかな甘み、豚は脂の少ないモモの方が美味しいぐらいであった。

多めに入れてある酒の香りが高く、絶妙な「調味」だ(かなり効くので、苦手な方は減らすように)。

ここにまたシンプルなつけ汁。レモンの爽やかな酸味と、醤油のストレートな強さ。

めっちゃくちゃ美味しいEE:AEB30

ミニマムの良さを見た。ごてごてした鍋もいいが、つまるところ、これではないか。

すっかりハマり、すでに何度もリピートしている。昨日の夜もこれだった(笑)

簡単で美味しいので、ぜひお試しあれ。

注意点は、予想以上に食べてしまうのでたくさん用意することEE:AEB30

投稿主かんちゃんから、画像お借りしました。

ありがとうEE:AEAAB