結局、素直に返品に応じることはないだろうことを考えて、粗悪品で我慢することにした。
返品したいのはやまやまだったが、この微妙な粗悪具合では「不良品」とは言えないのである。
まぁ思ってたほどではなかったこともある。
スカート部分の素材は良かったことと、しっかりマキシ丈があったことが救いだ。
では注意喚起を兼ねて、今回の顛末をまとめたい。
①7月11日、ネットにて注文。パソコンで良く見る広告から入った。
②7月30日、商品が届かないので問い合わせ。
③同日、問い合わせを受けました、調査しますとの返信。
④同日、キャンセル申し出。
⑤同日、発送後のキャンセルはできないと返信。
⑥同日、翌31日、キャンセルさせよとプレッシャーメール。
⑦7月31日、発送後なのでキャンセルはできない。商品の追跡サイトをリンク。
⑧同日、商品追跡により国内に入っていることを確認。待つことを伝える。
⑨8月3日、商品到着。
こんな感じだ。
あまりに遅いので、サイトに出ていた追跡番号で商品の所在を調べようとしたところ、「ウェブサイトのロジスティクスクエリが開いていません 」となって調べられなかったところから、一気に不信感が沸いて来たのだ。
そこでネットで調べたところ、「中華系の詐欺通販サイトにご注意を」というサイトにショップ名が載っていたとEE:AE4E6
その後したことは、サイバー警察に相談→親切だったが役に立たず。
商品は発送されているので、何か起こらないことにはどうしようもないと。
そもそもこういった事例にあまり詳しくないようで、消費者センターに相談することを提案される。
消費者センターに相談→役に立たず。
やはりどうしたらいいのか良く分からないみたいで何度も待たされ、挙句「カード会社か越境消費者センターの方にでも相談してください」。
カード会社→「まだもうちょっと待ってもいいと思うので、待ちましょう」。
直接話してないが、良くあることみたいで話は早かった。
ただ、「商品が届かない」という相談であり、「返品・キャンセルしたい」という相談ではなかった。
越境消費者センター→こことのやりとりはちょっと時間がかかったのでブログに載せていなかったが、ここが一番まともであった。
サイトを調べ、どうするべきかを細かく指示してくれた。
ただやはり、こういったケースでの返品は非常に難しいとのことである。
他に、警察に被害届を出すという手段もあるが、総じて警察はあまり乗り気でないので頼りにならない傾向があるそうだ。
逆に消費者センターやサイバー警察も、人によってはとても良くやってくれる人もいるみたいで、言葉は悪いが当たり外れがあるようである。
そんな中、カード会社が安定の支援をしてくれるらしいことが意外であった。
商品未着はもちろん、客観的に見てあまりにひどい商品だと判断した場合は、返品をかけあってくれることもあるらしい。
とにかく、買ってしまったらそれをキャンセル・返品することはとても難しいので、やはりまずそのショップは安全かを良く確認してから買うことが大切だ。
私も調べたつもりだったが、運営会社の所在地が実際は違うお店だった、電話番号で検索したら被害者のクレームが出てきた、など、突っ込めばいくつか不審な点が出てきたのだ。
いちいちここまでやるのは面倒だが、どこまでやるかはリスクと天秤にかけることになるだろう。
参考になったサイト。
皆さまも、お気を付けなさいませ。