サンタイザベル・ぽ子、48歳。
世間でいうアラフィフになってしまったが、正直、あまり歳をとった実感はなかった。
何しろ音楽活動は現役で楽しんでいるし、ゲームだって相変わらずハマッている。
歳をとったからと言ってできなくなったことは、これといって思いつかないのである。
むしろ自由になった分、今が本当の青春だと言いたいぐらいであった。
しかし「それら」は個々に時間差で現れたために、「衰え」と認識できなかったに過ぎなかったようだ。
顕著なのは老眼で、もうこれはホントに酷い。
ちょっと前までは「本気出せば見えるところを、面倒だからメガネの力を借りているだけ」と本気で思っていた。
目の奥に力を入れれば、焦点など合うものだと思っていたのだ。
実際、そのような時期もあったように思う。今思えばあの頃本気出していれば、まだ目の体力は鍛えられていたかもしれない。
もう小さい字は全然見えん。特に丸っこい数字はダメだ。0とか6とか8とか3とか。
市販の薬の説明書なんか、サッパリ見えん。
1日何回、1回何錠ぐらいは大きく書いてくれ。
体力の低下なんかも、実感したことはなかった。
なまじっかブートキャンプなんかやったために、人よりタフなんじゃないかと思っていたぐらいだ。
しかしだ。
ここ数年からのグッタリ具合はなんだ?
これを私は体調不良だと呼んでいたが、良く言う「40過ぎたら無理がきかなくなって」というロックと対極にある状態のことではないのか?
決定打は肩だ。
最初は筋肉痛か筋違いだと思っていた。
この頃ブートキャンプもサボりがちで、たまに気合入れてやると、体が痛くなったりする。
特に腕は、1.5kgのダンベルを使っているので、筋肉痛になりやすい。
筋肉痛だ。
そう思っていたのだが。
全然治らない。
こんなにサボッているのだから、すぐにでも治ってもいいはずである。
そして、この痛み方。
なんかちょっと違う。
痛む角度がある。
どことはうまく言えないが、Tシャツなどボタンのない服を脱ぐ時、肩が上がると痛むのである。
四十肩かEE:AEB64
嬉しいことに、先日のライブの時に誰かが「四十肩になって」と言って盛り上がったが、ちょっと待て。
私の場合むしろ、五十肩じゃないかEE:AEB64さっきアラフィフ言ったばっかりねEE:AE5B1
生きているんだ、歳も取る。
生きているんだ、衰えもする。
その先にある棺桶までに、あとどれだけのことができるだろう??
ファイナルファンタジー15はクリアしたいのー。