人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

犬と鳥を救う。

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ダンボールは無事、ベッドの足元に納まった。

その影響で、多くのものが葬られ、いくつかのものが救われたのだ。

救ったのは、つけるところがなくて取っておいたキーホルダー。

犬と、鳥だ。プードルと文鳥。

捨てられない訳がわかってくれると嬉しい。

家庭の主婦である、使っている鍵など家の鍵ぐらいで、それも実家の90近い母同様、なくさなうようにバッグにくっつけてあるのだ。キーホルダーの出番など、全く思いつかなかった。

しかし、思いつかなかったらまたどこかに置く場所を考えるか(そしていつかまたこの問題と向かい合うか)、捨てるかなのである。私は必死に考えた。

「・・・無理やりつけたなぁと思ったよ。」とダンナに言われたその場所は、先日買ったシンセのケースであった。

シンセのケースにプードルと文鳥。

持ち主、47歳。

捨てるよりマシじゃ。

ときに、ケースはピンク。

このダンボールの件とは別に、行き場のないキーホルダーが4つ。

どれも何かのオマケについてきた、愛着のないものばかりだ。

しかし、鳩、イニシャル、花に石、と、どれも捨てづらいEE:AE5B1

さしあたって今は「掃除客人招きスペシャル」の真っ最中だ、そんなことにかかずっている時間はない。

宿題にする。

思いっきりリビングの壁にブラ下げてあって、客人、目の当たりにするだろうがねEE:AE4E6