プロジェクターのある部屋のエアコンが壊れたままになっている。
極寒の映画鑑賞だ。
監督:三谷幸喜
キャスト:深津絵里、西田敏行、阿部寛
弁護士の宝生エミは仕事がうまくいかず、とうとう「最後のチャンス」として面倒な裁判を任されることになってしまった。
妻を殺したとされる男の弁護だ。
しかしこの男の言い分は、「妻が殺された時間には、金縛りにあっていて動けなかった」という馬鹿げたもの。
落ち武者が馬乗りになっていたから、一歩も部屋を出られなかったのだという。
当然この男はクロだと宝生は思ったが、ちょっと待て。
犯人だとしたら、こんな馬鹿げた嘘をつくだろうか。
男のアリバイを検証しに行った宝生は、無罪を確信する。
その落ち武者を証人として法廷に呼べば、男を無罪にできる。
とはいえ、証人は幽霊。
あなたにしか見えない彼を、どうするのか宝生!?
う~~~ん・・・。寒い(笑)
コメディだ、ウケを狙っているのも分かるが、全然面白くないのである。向こう側で勝手にやってる感じだ。
深津絵里の芝居がかった演技もそれに輪をかける。
しかし、裁判の運びはとても面白かった。
後半までの辛抱である。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆