人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

ステキな金縛り

プロジェクターのある部屋のエアコンが壊れたままになっている。

極寒の映画鑑賞だ。

           

    監督:三谷幸喜

    キャスト:深津絵里、西田敏行、阿部寛

弁護士の宝生エミは仕事がうまくいかず、とうとう「最後のチャンス」として面倒な裁判を任されることになってしまった。

妻を殺したとされる男の弁護だ。

しかしこの男の言い分は、「妻が殺された時間には、金縛りにあっていて動けなかった」という馬鹿げたもの。

落ち武者が馬乗りになっていたから、一歩も部屋を出られなかったのだという。

当然この男はクロだと宝生は思ったが、ちょっと待て。

犯人だとしたら、こんな馬鹿げた嘘をつくだろうか。

男のアリバイを検証しに行った宝生は、無罪を確信する。

その落ち武者を証人として法廷に呼べば、男を無罪にできる。

とはいえ、証人は幽霊。

あなたにしか見えない彼を、どうするのか宝生!?

う~~~ん・・・。寒い(笑)

コメディだ、ウケを狙っているのも分かるが、全然面白くないのである。向こう側で勝手にやってる感じだ。

深津絵里の芝居がかった演技もそれに輪をかける。

しかし、裁判の運びはとても面白かった。

後半までの辛抱である。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆