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クラウザー、没。
洗面台の化粧棚で、死んでいた。
結構悲しい。
そういえばあんなにいたクラウザーファミリーも、めっきり見かけなくなった。寒くなると死んでしまうのだろうか。
その代わり・・・。
・・・ハエがいる。
ハエだ、別に珍しくもなんともない、いつの間に、という感じだったのだが、なぜかこのハエに限って、非常に存在感があるので困っている。
それこそ最初のうちは「あれ?ハエだ。」と思っただけだったのに、気がつくといつもそばにいる、という感じなのである。
ハエがそばにいる、というのは、決して「ウブな少女が物陰にそっと隠れてこちらを見ている」などというイメージではない。
ブンッEE:AE4E5ブンブンッEE:AE4E5ブンうぜえんだよ!
なぜお前はまとわりつくのだ!!羽音もうるさいぞ!!
とまるとブンブンも止まるのが、いかにも「あなたに今とまりました」という感じがして腹が立つ。
正直に言うが、最初は私も愛そうと努力はした。
害虫と言えど、こいつらは私の命を脅かしはしない。
少々バッチイ菌をどこぞにつけるか知れんが、ハエごときの菌に負ける体ではない自信はある。
調べたところ、寿命はせいぜい1ヶ月とのことだ。共存することにしたのだが、どうせ一緒に住むなら好きになろうと私も私なりに努力したのである。その甲斐あって懐いてしまったのか?
私にもプライドがあるので言うが、こんなにハエに懐かれたのは、初めてのことである。
そしてこの1ヶ月で私が急に不潔になったということもない。
その証拠に、ダンナにも懐いている。
彼が一生懸命ギターを弾いているところにまとわりついているのを見て、私は心の中で笑っていたのだ。
ツェッペリンのギターソロ弾いてるのに、ハエがとまってんのよ。おかしいわ。
こんなんで、ダンナもハエには気づいていた。
このところ、「生き物を大切にし、無駄な殺生はしない」となんとなく私たちの間でルールができていたのだ。
小さな虫もできるだけ殺さず、外に出すようにしていた。(かっこいいこと言ってるが、ゴキブリには容赦ない。)
しかしこのハエどうよ?
私はダンナの気持ちが知りたくなった。
彼がこのハエを愛している可能性も考えて、まずはあたかも私にも愛があるような体でいく。
「あのハエにも名前つけようか。」
「えー。」
えー、だ。どうやら愛はないと見た。では憎しみいかに。
「ウザいから時々ブッ殺・・・、」
「えっ!!」
おっと、急に行き過ぎたようだ。
結局、「ほど良い距離を保ちつつ共存」というところに落ち着いた。
それにしてもウザい。本当にウザい。
そっちはそっちで勝手にやっててくれれば私も気にならないのに、なぜまとわりついてくるのか。
我が家には「ゴキジェット」「ハチジェット」という、強力な殺虫剤があるのだ。
ハエなどひとたまりもなかろう。
あまりにしつこいと衝動的にあれを手にしたくなるが、そんな時、こんな思いがよぎる。
もしかしたらあれは、先に死んでいった猫たちの誰かなのかもしれない。「ぽ子さん、来たよ。」「ぽ子さん、会いたかったよ。」
く~~~、殺せんEE:AE5B1
もうそろそろ、1ヶ月ぐらい経ちそうなんだがのー。