人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ぽ子らしい朝

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早く寝るのだ。

それだけだが、そこが一番重要なのである。

・・・などと改めて言ってももう説得力はなかろうが。

何度目の気付きか。

なぜ、これだけのことができないのか、我ながら不思議である。

しかし不思議がっている場合じゃない。

もう繰り返さないためには「なぜ忘れるのか」を考えなくてはなるまい。

1つは酒だ。圧倒的に酒だ。

これはもういわば不可抗力だから、対策はない。

「飲まないようにする」という目標は、項目が別なのである。

ややこしくなるからここでは触れないでおく。

そしてゲーム、これは今はゲームをする時間自体があまりないので関係ない。

じゃなぜだ?

ないのだ。

原因がないのである。

つまりこれは、単に「早く寝よう」という意識が低いだけだと思われる。

ならば「早く寝よう」という意識を上げなくてはならない。

ということで、「早く寝よう月間」に入った。月間といってももう残り3分の1だが。

夜の11時頃から、亡命直前のマリー・アントワネットのようにソワソワし始め、11時半になる前に歯を磨き、11時半に布団に入る。

味気ないが、「本がたくさん読める」と呪文のように唱え、とりあえず布団に入るのだ。

薬が効いてくれば30分ほどで眠くなる。

それでもしぶとく本を読んで、限界に達した頃眠るのである。

バタンキューというヤツだ。

幸せだ。

その効果は翌日まで続く。

「良く眠った」という思いは、睡魔を遠ざけるのである。

私は久しぶりに二度寝をしないで一日働いた。

これ、これじゃないか。私は思い出す。

どれだけ寝てばかりいたんだ発言だが、嘘は言えない。このところ良く寝てましたEE:AE4E6

しかし、眠くて眠くて仕方がないのである。

その根底には「昨日も眠れなかった(ような気がする)」というものが大きい。

逆を言えば、「昨日は良く寝た」という思いがあれば、眠くはならないということなのである。

この発見は(初めての発見ではない。何が発見じゃ)、つい昨日の話である。

引き続き昨日の夜も早く布団に入ったが、薬の効きが悪くなかなか寝付けなかった。

これは明日危険だぞ・・・、そう思いながら睡魔ならぬ「覚醒魔」と戦っていたが、秘策があった。

朝ジョグだ。

昨日も書いたが、ジョギングを再開することにしたのだ。

ついでにいいことを思いついた。

朝、眠くなりそうな時間に走れば、目も覚めるだろう。

ジョギングで一日が始まる。なんて素敵な予感EE:AEAAB

見てやがれ、おとといまでの私。

今日も一番乗りで起きましたEE:AEB85

リビングは真っ暗、お腹を空かせた猫たちが寄ってくる。

よしよし、朝ご飯あげようね。

このところこの仕事は、ダンナの役目になっていた。

なぜなら私が起きてこないからである。

猫の方もビックリだろう。

ダンナもビックリだ。

今朝は目玉焼きにキューリなんぞ添えてみた。

フフフ・・・、朝っぽいEE:AE595

ダンナが朝の身支度をしている間に、私はジョギング用のウェアに着替える。

その格好でリビングに下りるとダンナは「おお・・・EE:AEAAB」と眩しそうに私を見た。

非常に誇らしい朝である。いずれ来る「ぽ子らしい朝」が怖いが。

ダンナと一緒に出るつもりだったのだが、いかんせん10ヶ月ぶりのジョギングである。

諸々計測していた携帯のアプリの使い方を忘れてオタオタしているうちに、ダンナは行ってしまった。

おかしいな。なんでログインできないんだ??

何が起こったのか分からないが、いつの間にか非会員になっており、会員登録からやり直すことになってしまった。

あの熱い日々の記録はどこに行ってしまったのか。

もしかしたらそんな日はなかったのだろうか。

やっと会員登録を済ませ、いざスタートを押し、リスモで音楽をかける。

こうすればバンドの練習込み(聴くことも練習とカウントするのである)で運動ができるのである。

久しぶりでキツかったが、あの「負けたくない魂」が甦ってきて頑張ってしまった。

距離的には大したことはなかろうが、体力的には頑張ったぞ。

とかいいつつ、結構距離、いったんじゃね??と携帯を開いてみた。

良く確かめないでパパパと今日の記録を保存してしまったが、それを見て私はぶったまげた。

なんと走行距離、0.0kmですと・・・。

何かの間違いでは。今度は歩数を見てみる。

19歩EE:AEB64

確かなことは分からないが、もしかしたら音楽をスタートした時、計測の方にポースがかかってしまったのかもしれない。

やり場のない怒りがこみ上げてきたが、誇らしい朝には違いないのだ。

ここはシャワーでも浴びて、もっとすがすがしくしてやろうじゃないか。

気持ちの良い朝である。

シャワーを浴びてサッパリすると、特別にエアコンを入れてソファにもたれてみる。

テーブルにはシンセサイザーの説明書が出ていた。

次のライブで使おうと思っているのだが、音色をちょっといじりたかったのだ。

どれ、とそれを手にとって見る。

おお、前回のライブでも同じことを考えていたのだろう、まさに必要としている情報のページにしおりが挟んであり、マーキングまでしてあった。

これで余計な部分は読まずに済む。

どれどれ・・・。

寝ておったEE:AEB64

口の中にたまっていたヨダレの量が、寝ていた時間の長さを物語っていた・・・。