人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

フォース・カインド

「アビゲイル・タイラー博士の役を演じた、ミラ・ジョヴォヴィッチです。これは2000年10月にアラスカで起きた事件を再現したもので、本物の画像や音声が途中で使われています。」・・・というような説明から始まった映画だ。

           

   監督:オラントゥンデ・オスサンミ

   キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、イライアス・コティーズ

アラスカのノームではこのところ、不眠を訴える住民が増えていた。

心理学者のアビゲイル・タイラー博士は、殺された夫の遺志をついで、その原因を研究していた。

彼らの訴えは一様に「深夜に目が覚めると、フクロウがこっちを見ている」。

しかし皆、それ以上のことを思い出せないでいるので、ある日タイラー博士は彼らに催眠療法を施してみるのだ。

すると、恐怖に暴れだす患者たち。

一体彼らの身に何が起こっていたのか。

実際のインタビューや催眠療法中の映像は、かなり衝撃的だ。

それを役者たちが全く同じように隣の画面で演じるのは、斬新な手法だと思う。現実味が出てくるから不思議だ。

これは事件の再現であり、オチはない。

しかし、こんな事がアラスカの山奥に・・・。

怖い夢を見そうだ。

ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 

おっかねぇEE:AEAC6EE:AE5B1寝る前に観るもんじゃねぇEE:AEB50

心臓飛び出すかとEE:AE4E6でもついつい見入ってしもたEE:AEB63

さて。

当然ここまで衝撃的だと「この話、ほんと??」という事になるのだが、答えはであった。

まぁそう言うと言い方が悪いが、「モック」と「ドキュメンタリー」を合わせた「モキュメンタリー」というジャンルになる、いわゆる「本物っぽく見せるフィクション」とのことだ。

そんなことは知らずに観たので、私はかなりぶったまげたが。

でも、知ってて観たら、全然面白くないだろうなぁ。