「アビゲイル・タイラー博士の役を演じた、ミラ・ジョヴォヴィッチです。これは2000年10月にアラスカで起きた事件を再現したもので、本物の画像や音声が途中で使われています。」・・・というような説明から始まった映画だ。
監督:オラントゥンデ・オスサンミ
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、イライアス・コティーズ
アラスカのノームではこのところ、不眠を訴える住民が増えていた。
心理学者のアビゲイル・タイラー博士は、殺された夫の遺志をついで、その原因を研究していた。
彼らの訴えは一様に「深夜に目が覚めると、フクロウがこっちを見ている」。
しかし皆、それ以上のことを思い出せないでいるので、ある日タイラー博士は彼らに催眠療法を施してみるのだ。
すると、恐怖に暴れだす患者たち。
一体彼らの身に何が起こっていたのか。
実際のインタビューや催眠療法中の映像は、かなり衝撃的だ。
それを役者たちが全く同じように隣の画面で演じるのは、斬新な手法だと思う。現実味が出てくるから不思議だ。
これは事件の再現であり、オチはない。
しかし、こんな事がアラスカの山奥に・・・。
怖い夢を見そうだ。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆
おっかねぇEE:AEAC6EE:AE5B1寝る前に観るもんじゃねぇEE:AEB50
心臓飛び出すかとEE:AE4E6でもついつい見入ってしもたEE:AEB63
さて。
当然ここまで衝撃的だと「この話、ほんと??」という事になるのだが、答えは嘘であった。
まぁそう言うと言い方が悪いが、「モック」と「ドキュメンタリー」を合わせた「モキュメンタリー」というジャンルになる、いわゆる「本物っぽく見せるフィクション」とのことだ。
そんなことは知らずに観たので、私はかなりぶったまげたが。
でも、知ってて観たら、全然面白くないだろうなぁ。