行った事のない店が良かったのだ。
かと言って何のきっかけもなく店に入る気にもなれず、そこで思い出したのがここだ。
地元ブロガー某BNちゃんが、記事にしていたのだ。
時々店の前を通る事があり、気になっていたし。
7時というと、まだ早いのだろうか。他には誰もいなかった。
かなり苦手なシチュエーションだが、個室のように仕切られた座敷に通されたので、気が楽になる。
ザッとメニューに目を通すと、一工夫してあるようなものが多く、興味をひかれる。
値段も安め。
迷う~~EE:AE5B1
まずはお通し。
ご覧のように美しいです。
緑のは確か沖縄の「四角豆」というもの。
これこれっ!
「帆立とじゅんさいのポン酢ジュレ(750円)」はちょっとお値段高めで迷ったんだけど、頼んで正解!
まず見た目で盛り上がり、次には味で感動し。
丸いコロコロしたのは、銀箔のワインゼリー。
ポン酢のジュレは酸味が柔らかく、ダシの旨みが詰まっていてとてもおいしい。
これをトロトロのじゅんさい(見えにくいが、下に敷き詰めるように入っている)や帆立の刺身と一緒に食べるのだ。
「名残夏野菜のとろとろ鉢(500円)」は、たっぷりで色とりどりの夏野菜をとろろと混ぜて食べる。
こちらはスッキリとした酸味が効いている。
「沢ガニ唐揚(500円)」。
ダンナはジトーーーッとそれを見つめるだけで、手を出そうとしない。
そうか、ちょっと可哀相なものを頼んでしまったか。
「うまい」「うまい」とバリバリ食べながらできるだけ自然に勧めてみたが、旨い物は旨いのだ。
ダンナは小さな声で「カニさん、ありがとう・・・。」と言って食べた。
とても美味しかったEE:AEAAB
「創作料理」という感じに一工夫してあり、楽しませてもらった。
また、店主がとても優しく気持ちの良い方で好感を持てた。
料金設定も良心的だし私としてはぜひまた行きたいが、ひとつだけネックが。
ダンナが、座敷が苦手なのである。
うまく座れなくて足が痛くなるらしい。
行くなら短時間だ。
少しずつ制覇したい(笑)
ぽ子評価です。5段階で、
味:4
量:3
価格:4
総評:4