人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

香り屋@久米川

行った事のない店が良かったのだ。

かと言って何のきっかけもなく店に入る気にもなれず、そこで思い出したのがここだ。

地元ブロガー某BNちゃんが、記事にしていたのだ。

時々店の前を通る事があり、気になっていたし。

7時というと、まだ早いのだろうか。他には誰もいなかった。

かなり苦手なシチュエーションだが、個室のように仕切られた座敷に通されたので、気が楽になる。

ザッとメニューに目を通すと、一工夫してあるようなものが多く、興味をひかれる。

値段も安め。

迷う~~EE:AE5B1

まずはお通し。

ご覧のように美しいです。

緑のは確か沖縄の「四角豆」というもの。

これこれっ!

「帆立とじゅんさいのポン酢ジュレ(750円)」はちょっとお値段高めで迷ったんだけど、頼んで正解!

まず見た目で盛り上がり、次には味で感動し。

丸いコロコロしたのは、銀箔のワインゼリー。

ポン酢のジュレは酸味が柔らかく、ダシの旨みが詰まっていてとてもおいしい。

これをトロトロのじゅんさい(見えにくいが、下に敷き詰めるように入っている)や帆立の刺身と一緒に食べるのだ。

「名残夏野菜のとろとろ鉢(500円)」は、たっぷりで色とりどりの夏野菜をとろろと混ぜて食べる。

こちらはスッキリとした酸味が効いている。

「沢ガニ唐揚(500円)」。

ダンナはジトーーーッとそれを見つめるだけで、手を出そうとしない。

そうか、ちょっと可哀相なものを頼んでしまったか。

「うまい」「うまい」とバリバリ食べながらできるだけ自然に勧めてみたが、旨い物は旨いのだ。

ダンナは小さな声で「カニさん、ありがとう・・・。」と言って食べた。

とても美味しかったEE:AEAAB

「創作料理」という感じに一工夫してあり、楽しませてもらった。

また、店主がとても優しく気持ちの良い方で好感を持てた。

料金設定も良心的だし私としてはぜひまた行きたいが、ひとつだけネックが。

ダンナが、座敷が苦手なのである。

うまく座れなくて足が痛くなるらしい。

行くなら短時間だ。

少しずつ制覇したい(笑)

ぽ子評価です。5段階で、

味:4

量:3

価格:4

総評:4

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