あづい・・・。
うちわであおぐとキーボードが打てない、キーボードを打つとうちわが使えない。
まだ6月である。エアコンをひとりで使うには気が引ける。
寝室から扇風機を担ぎ下ろしてきたが、扇風機考えた人エライ!
しかし扇風機が涼しいと感じているうちは、まだ春である。
ああ、夏が恐ろしい。
エアコンの冷気欲しさに仕事を再開するべきか。
とは言え、暑さを感じている時間自体は短かった。
なぜならほとんど寝ていたからである。
もうすぐ読み終わる小説はまさにクライマックス、しかしそれを読むと眠くなってしまうのだ。
目が覚めると読みたくなり、読むと眠くなり、その繰り返しであった。
そんなんでもう3時である。
ダンナは今日も休日出勤だが、先週と同じく、早ければ3時に上がれるとのことだ。
急いで準備をしなくてはならない。
ダンナのストレスが溜まっているのをいい事に、今日も外メシである。
明日は法事があるのでのんびりはできないが、のんびりはできなくてものんびりしてしまう自分がいそうで怖い。
これまで何度二日酔いで法事をこなしてきた事か。
ああ、またいい子にしてなくちゃ。
保護者会ほどのポジションである。
早く帰って来れたダンナだが、室内のドアに取り付ける網戸を組み立てている。
見たところまだ部品を切っているだけで先は長そうだが、お腹が空きました。
目的の店の開店はあと20分だが、どうなることやら。