この頃は「缶切り」というものをあまり必要としなくなったように思う。
私は「パッ缶」と呼んでいるが、プルタブを引くだけでスムーズに開けられる様になったからである。
しかし、全てがパッ缶化した訳ではない。
我が家には猫が4匹いるので、そのご飯として缶詰を買わなくてはならない。
なのでペットのいない一般家庭よりも缶を開ける機会は多いと思うが、安い猫缶はいまだにパッ缶化しておらず、キコキコと缶切りで開けていかなくてはならないのである。
1日4回の食事であり、1日1回は缶を開けるようになる。
私達が使ってきた缶切りはこれまで2種類。
1つは昔からある良く見るタイプの、栓抜きと一緒になったまさに「キコキコ」と開けてくもの。
もうひとつはレバーをクルクルと回してスムーズに開ける新しいタイプ。
どちらも100均で買っていたが、当然後者の方が楽に開けられるのだ。
しかし100円だからか、すぐに壊れる・・・というか、壊れきってくれれば諦めもつくのだが、バカ力を出すか時間をかけるかすれば開くには開くのである。
この不便な状態で、スムーズに動いた期間以上の時間をやり過ごしていくのである。
バカバカしいので早く次のを買おうという事になったが、また100円でストレスためるか、昔ながらのキコキコに戻るか、もうどちらもイヤだEE:AE4E5
多少高くても、毎日の事なのである。
「ちゃんとした」クルクルタイプを買う事にしたのであった。
やっぱり世の中、金であるEE:AEB64
この「ちゃんとしたヤツ」は、開けるのもほとんど力を入れずにできるし、すごいのは開けたフタを磁石で缶切りが引き上げてくれる事である。
そうそう壊れそうもないし、考えようによっちゃ安い買い物であった。
ケチるとかえって高くつく事もあるのだ。
あの苦労とストレスは何だったのか。
ちなみに写真の猫缶の方は、4つで100円である(笑)