この頃常々思うことは、心安らかに生きていきたいという事である。
つまらない事に心を煩わされたりしたくない。
大らかに生きたい、そう思っている。
しかし、生きていれば色んなことが起こる。
必ずしも自分に気持ちいいことばかりではない。
どんな事も自分に必要な事だろうと思うが、その出来事がどうだ、誰がどうだ、ではなく、自分がそれに対して正しい事をしているか、それだけを見ていきたいと思っている。
できる事をちゃんとやったと自負できれば、あまり不愉快な気持ちになったりはしない。
・・・まだまだ未熟なのでしなくはないが、しない方向に持ってはいける。
流すのだ。
「気にしない」という言葉は、そんなためにある。
やれることはやった、それでダメなら仕方がない。
二度とそんな出来事が起こらないように、注意して生きていけばいい。
上司グッティ氏が友人の結婚式に行ったときの話である。
久しぶりに疎遠になっていた友人なんかと飲んだようだが、みんな色々と大変なことがあるらしく、ひとしきりグチを聞いてきたそうだ。
「お前はストレスとかないの??」
友人に聞かれたグッティ氏は自然に答えていたそうだ。
「オートで散らしてるから、ない。」
本人もその時改めて気付いたらしいが、そういえばストレスないな、そうか、オートで散らせるように、つまり無意識に嫌な事は流せるようになっていたんだと。
オートで散らす。
この言葉にぽ子は感動した。
座右の銘にしたいぐらいである。
まだまだ未熟者だからマニュアルで散らしているが、まずは散らす事からだ。
そして、自分はこれでいいのかと常に問いながら、ブレのないように生きていきたい。