人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

オートで散らす

この頃常々思うことは、心安らかに生きていきたいという事である。

つまらない事に心を煩わされたりしたくない。

大らかに生きたい、そう思っている。

しかし、生きていれば色んなことが起こる。

必ずしも自分に気持ちいいことばかりではない。

どんな事も自分に必要な事だろうと思うが、その出来事がどうだ、誰がどうだ、ではなく、自分がそれに対して正しい事をしているか、それだけを見ていきたいと思っている。

できる事をちゃんとやったと自負できれば、あまり不愉快な気持ちになったりはしない。

・・・まだまだ未熟なのでしなくはないが、しない方向に持ってはいける。

流すのだ。

「気にしない」という言葉は、そんなためにある。

やれることはやった、それでダメなら仕方がない。

二度とそんな出来事が起こらないように、注意して生きていけばいい。

上司グッティ氏が友人の結婚式に行ったときの話である。

久しぶりに疎遠になっていた友人なんかと飲んだようだが、みんな色々と大変なことがあるらしく、ひとしきりグチを聞いてきたそうだ。

「お前はストレスとかないの??」

友人に聞かれたグッティ氏は自然に答えていたそうだ。

「オートで散らしてるから、ない。」

本人もその時改めて気付いたらしいが、そういえばストレスないな、そうか、オートで散らせるように、つまり無意識に嫌な事は流せるようになっていたんだと。

オートで散らす。

この言葉にぽ子は感動した。

座右の銘にしたいぐらいである。

まだまだ未熟者だからマニュアルで散らしているが、まずは散らす事からだ。

そして、自分はこれでいいのかと常に問いながら、ブレのないように生きていきたい。