人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ラーメンの日

ラーメンで1日終わってしまった。

ラーメンしかない日はしょっちゅうあるが、これはラーメンしかしなかったのではない。

ラーメンが半日がかりだったのである。

残りの半日は寝ていたが。

昼に起きて立川に向かう。

多摩地区のラーメン屋のスタンプラリーに参加し、12軒をクリアしたのでイベントに参加することにしたのだ。

イベントと言っても今回限定のラーメンを食べるだけだ。

これがラオタには充分なイベントになるのである。

バス乗り継いで1時間、着いてみると行列である。

そりゃそうだろう、私達のようにラーメン食べまくってハンコをもらった中性脂肪の高い輩が、タダラーメンを食ってやろうと集まって来ているのだ。

「最後尾はこちらなんですけど、今からだとだいたい2時間ぐらい待つ事になりますが・・・。」

2時間!?

ディズニーランドのアトラクションでも、そんなに待ったことはない。

そもそも何かを2時間も待ったことがあるだろうか。

しかし、食べたいなら待つしかない。

イート・オア・ナッシング。

食うか食わぬか、2つに一つである。

私達は血の滲むような思いをして、12軒のラーメン屋を回ったのだ。

ある時は吉祥寺ででっかいチャーシューの入ったラーメンを食べ、ある時は秋川で腹のはち切れるほど大盛りの麺をかっ込み・・・、っていい思い出ばかりであった。ハハハ。

まぁそのエンディングである。

逃す気はない。

しかし外は凄い風である。

体調は回復していたが、寒くてたまらない。

日はどんどん傾いていくし、換気扇から吹き出す熱気で暖をとっていた。

修行である。

タダで特製ラーメンを食べるための修行なのだ。

で、その特製ラーメンにありついたのは、5時である。

2時45分に列に並び、食べたのは5時。

この後また1時間かけてバスを乗り継いで家まで帰り、風呂を沸かしている間に寝てしまった。

なので、今日はラーメンで終わってしまったという訳だ。

しかしまだ「今日」は終わっていない。

残り2時間で、ラーメンを食べた以上のセンセーショナルな出来事が起こらないとも限らないので、その時はもうちょっと有意義な1日だったという事で、また違うタイトルで更新しよう。

酔って暴れるには時間が足りないし、まぁ多分今日は「ラーメンの日」で終わるだろう。

疲れた。

しかし後悔はない。