こちらもtuguさんのオススメ。
前回のクゥ同様、人気が高く「待ち」状態だったのだが、偶然これと2本、揃って届いたのだ。
監督:佐藤祐一
キャスト:小栗旬、ユースケ・サンタマリア
自殺したアイドル如月ミキの1周忌に集まった5人の男達。
彼らは亡きミキをまだ愛する者たちのサイトで知り合った5人であり、この集まりが初対面であった。
「家元」「オダ・ユージ」「スネーク」「安男」「イチゴ娘」。
家元のお宝映像に群がり異様な光景であるが、みな同じ気持ちを持つ仲間なのだ。
今日は明るくミキちゃんを偲ぼう。
しかしそこで「オダ・ユージ」が「本当に自殺だったのか?」と口火を切る。
犯人はお前だろう、違う、このやり取りが何度あったことか。
密室で初めて会うもの同士が疑い、詰め寄り、推理は二転三転する。
話を聞いてればどいつもこいつも疑わしい。
一体ミキは本当に自殺だったのだろうか?
それとも「オダ・ユージ」の言う通りに、彼が真犯人なのだろうか。
面白いのは、この作品は、1周忌の会場になったこの一部屋で全て終わっていることだ。
この部屋でのほんの数時間のできごとだ。
しかしとても波乱万丈な数時間となる。
予想もしない展開の連続で、たまげっぱなしであった。
これでもかという程の流れの急変に、ただ驚くばかりである。
ネット上で知り合ったというひとクセある面々だが、役者の演技がうまいので色んな意味で魅力的であった。
豪華キャスト、とぶー子が言ったこの5人は小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、ドランク・ドラゴンの塚地、香川照之である。
ただ、とても楽しんだが、笑いどころのツボが私と合わなかったようで、笑いの詰めがイマイチ甘く感じた。
そして本題に入るまでの長さと、ほのぼのしたエンディングの長さもちょっと辛い。
凄く楽しんだ作品だけに、もったいないと感じた。
それでも奇想天外なストーリーには凄いものがあるので、一度このビックリ気分を味わってみてはと皆にオススメしたい作品である。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★★ 衝撃的だった。
ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ ふしぎ~~!!
めったに5つ★を出さないダンナ、連続で出した。
すごいよ、tuguさん(笑)