人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

扉は閉じたのか、開いたのか。

またしても、煮汁がたくさん残ってしまった。捨てたくない。

豚肉をたっぷり煮込んだ煮汁である。醤油などで味付けもしてあり、そのまま飲めるぐらいだ。

それにしてもこの匂い、どこかで・・・。

ラーメンだEE:AE482

なるほど、それなら明日はこれでラーメンを作ろうEE:AEACD

・・・からの。

どうせなら、ちょっと趣向を凝らせたい。

こいつを・・・、

二郎風にできないだろうか?

年が明けてからひばりの二郎、家系二郎、と立て続けに食べて、反省したところであった。

こうなったらこれが最後っ屁だ、これでしばらく封印することにしよう。なまじっか離れると、家二郎ですら最悪感が出て来てしまうだろう。言い換えれば、今のうちである。

家二郎の作り方は、ネットで検索すればたくさん出てくるのだ。その中で、「身近な材料で手軽にできる」というものを参考にした。

それでも背脂の入手だけは面倒だったので、チャーシューの脂身で代用することにした。

まずは、チャーシューを煮る。昨日の煮汁にネギとキャベツとニンニクを足して、煮た。

肉は豚バラブロック、500gぐらいだったかな??

煮る前に、脂身を削ぎ取った。削ぎ取ったら痩せてしまったので、タコ糸で形を整えた。

鍋に入れやすいよう、大きさは半分に。

脂身も一緒に煮る。保温鍋に入れて、3時間ほど。

同じ部屋にいると分からないが、外から入って来るとラーメン屋の匂いが充満している(笑)

ダンナから会社を出たというLINEが来たらチャーシューを取り出してジップロックに入れ、醤油とみりん(本みりんではなくみりん風が推奨されていた)と化調につけておく。

煮汁は濾してからチャーシューだれと化調を足し、煮詰めるために蓋を取ってさらに煮込む。

トッピングにする脂は別によけて細かく崩し、チャーシューダレを混ぜておく。

こりゃヤバい(笑)

野菜を茹でる。一番大きな鍋に、もやし一袋+キャベツざく切り。キャベツは多めにした。

麺を茹でる鍋も、湯を沸かしてスタンバイ。

麺は生パスタのリングイネがいいというので、帰りにカルディで買ってきてもらう。

チャーシューを分厚く切り、あとはダンナを待つのみ。

ダイニングの照明のせいで暗くなってしまったが、完成。

チャーシューの直径が小さいのと、野菜の盛りが甘いのとで迫力不足だ。背脂のパワーで修正してくれ。

麺が、リングイネを売ってなかったとのことで、普通のスパゲッティ(笑)

いや~、これはダメだEE:AEB30

太さだけの問題ではない、パスタはパスタである。これならうどんの方がまだ良かった。

して味の方だが、う~~~~ん、どうにも醤油ラーメンだEE:AE4E6圧倒的にダシが足りていない。あの「豚骨EE:AE482」という荒々しさがまったくないのである。あっさりした醤油ラーメンだ。

辛うじて脂とニンニクで「それっぽさ」を補ってはいるが、これは二郎のお面を被ろうと思った屋台の昔ながらのラーメンである。

ひとつだけ、チャーシューは凄く美味しかったと言わせて欲しいEE:AEB30

チャーシューって、これまでは味のついた煮汁で煮こんでいたが、柔らかく煮てからこうしてタレに漬け込んだ方が簡単で美味しいことが分かった。

これが最初で最後の家二郎だなんて、しまらんのーEE:AEACF

私はこういうことにはしぶといのだ。

「家二郎・改」EE:AEB30

ブラッシュアップしたものを、近いうちにまたご報告できたらと思う。

(こんなことしてる場合だったのだろうか・・・。)