土曜日を生かすために、金曜を殺す努力をしていた。
つまり、土曜日を二日酔いにしないために、金曜日は大人しくしている、ということである。
その方法は前にも書いたが、腹一杯食べてかったるくなってとっとと寝てしまうというものだ。
しかし数週続けて思ったが、確かに土曜日は生きる。
しかし飲み過ぎ防止も兼ねて始めたこのサイクル、果たして健康面で良くなったと言えるのだろうか?
ダイエットを始めたこともある。
せっかく金曜の夜という、ある意味無制限の時間がありながら食っちゃ寝とは、これまでの平日の努力をあざ笑っているようである。
もうちょっと有意義に使えないだろうか。
運動しろEE:AE4E5
この一択だろうEE:AEB30
そこで私は色々考えた。
まず浮かんだのがジョギングだが、そんなストイックなスポーツでは長続きしないことは目に見えている。
楽しんで動けること。
対戦型スポーツ。
簡単にできるのはバドミントンとか卓球。
市のスポーツセンターなら安いし、色んなことができそうEE:AEB30
あるある、バドミントン、卓球、2時間200円。ラケット無料。
トレーニングマシーンもあるEE:AEB30
とりあえずここに行っておけばいいんでね~EE:AEB2F
今回はまず、見学に行くことにした。
夜だというのに、スポーツセンターには汗を流しに来ている人がたくさん来ていた。
残念ながら、バドミントンの個人解放は19時半までで間に合わなかった。
卓球はやっていたが、全員がユニフォームのようなちゃんとしたウエアを着て、全員が前かがみになって、全員が正しい持ち方でラケットを持ち、全員が真剣な表情であった。
私がイメージしていた温泉卓球のような輩はいない。
これはちょっとハードル高いねEE:AE5B1
隣のトレーニングルームは、ちょっと覗くと「見学ですか?」と声を掛けてくれ、ひと通り説明してくれた。
トレーニングマシーンはスポーツジムほどの種類が揃っており、みんな個人で集中しているので他人の目を気にする必要もない。
ちゃんとトレーナーさんもいて、こちらから質問すれば指導はしてくれるそうだ。
スポーツとしてはジョギング並のストイックさではあるが、ここにいるとひとりではない、みんな頑張っているという熱気があった。
なにしろ「マシン」が揃っているのだ、それは効率的に自分の欲しい筋肉を作り上げてくれるだろう。
「なんか、自分もやりたくなってくるね。」と言いながらスポーツセンターを後にしたが、そう言いながらも私は、無理であることを悟っていた。
この時間、腹が減って動けないよEE:AEB64
いい案なだけに、惜しい。
工夫することを考えたい。