人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

クリスタルスカルの魔宮にて

タワーオブテラーを後にすると、ファストパスの時間までは待ち時間の少ないものに乗ったり飲み食いしたりして過ごしていた。

ガンガン乗ろうと欲張らなかったので、この程度でも満足だ。乗りたいものには全て乗れたし。

そんな中、インディ・ジョーンズだけ、2回乗ったのだ。

私達家族3人全員が楽しんで乗れるアトラクションである。

とは言っても、「3人全員が楽しく乗れる」まで、長い道のりであった。

何しろ私がビビリなもので、最初は目をつぶって耳もふさいでただ乗り物に乗っている状態であった。

この「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」は、ジープに乗って秘法の眠る魔宮を進んでいくアトラクションだ。

オバケ屋敷でもジェットコースターでもないのだが、最初のうち私にとっては、オバケ屋敷のジェットコースターという位置づけだったのである。

何度も乗るたびに「目をつぶるから、余計に怖いんだ」と説得され、まずは目を開けるようになった。

今回は耳ふさぎから卒業するつもりだったのだが、いや~~~、やっぱり怖いねぇEE:AE5B1

そもそもいちいち音がでか過ぎるので、いちいち驚いてしまうのである。

それでもタワーオブテラー同様、私は一歩でも前進したかったのだ。

車が止まった時は手を耳から外していた。

またね、ここでも神聖な神殿を踏み荒らしてクリスタルスカルさんの怒りを買っている訳ですよ。なぜかどこへ行っても毎度私らがそのとばっちりを受けるようになっている。

車は止まり、正面の怒り心頭の「クリスタルスカル」と対峙している。

この後何かが発射されるのはすでに知っていたのでそれに備えていたのだが、その前にこいつは絞り出すように、

「ふ~~~~~~

と~~~~~

ど~~~~~

き~~~~~

も~~~~~

のぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~~~!!」

などと言ったもんで、声を上げて大爆笑だ。

不届き者。

なかなか聞ける言葉ではない。

しかも、これほど「不届き者」に相応しい言われっぷりもないだろう。

最後のファストパス消化に選ばれたのも、インディ・ジョーンズであった。

今度のクリスタルスカルのお叱りは、「愚か者」だ(笑)

いくつかバージョンがあるらしい。

オープンの朝9時から、クローズに近い9時半まで遊んでいた。

私達ももう歳だし、疲れたら早く出てビールでも飲みに行こうと言っていたのだが、まだまだ楽しめそうである。

TDS。