人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ホッキ貝、その後。

メールを整理していたら、自分から自分に宛てたメールがあったのだ。

メモなんかをこのようにしておくことがあるが、記憶にない。

開いてみる。

どうやら酔っていたので忘れていたようだ。

なぜ酔ってメモなど残したかというと、

・・・・・・シラフでホッキ貝を捌けなかったからであった(笑)

もう10日も前の話になるのか。

その日の私は体調があまりよろしくなく、あっさりとしたものを欲していた。

それがなぜホッキ貝なのか、まぁ単に安かったのと、湯豆腐にいいダシになるかと思ったからである。

ところがホッキ貝は、湯豆腐のダシになどならない。刺身が定番であった。言われてみれば、そんな気がしないでもない。

ところがそれをいざ捌こうと思ったら、とても恐ろしくてできそうもない。

その日の日記はコチラ

酔った勢いでやるか、と言って終わっている。

その結果が、このメールだったのであった。

見るまで忘れていたということは、結構酔っていたはずだ。

にも関わらず、かなり迷いや恐怖心があった模様である。

迷いや恐怖心は、ホッキ貝が生きているというところに起因している訳だが、そこで私は軽く茹でてレアにしている。これにて生きているものを捌くというハードルは取り払われた。

まずヒモを外したが、やはりどこまでが食べられるのかが分からない。酔っていたのでそのままツルンと食べた。感想。苦い。以上。

身は半分にブツ切り、断面を見ると、黒いものが詰まっている。

これも苦そうなのでつっついたら、ヒェ~~~、恐れていたものが飛び出してきた、「透明の管」だ(笑)

動いてこそいなかったが、管である、なぜだろうか、管というものは生き物を象徴するのだろうか、とにかく私はとてもとてもとても驚いて悲鳴を上げた。

「食物」が「生き物(だった)」に戻った瞬間である。

これで精神的に、かなり重いダメージを負ってしまった。もうあまりいじくりたくはない。

そのままそれに醤油をかけて、前回同様「エイッ」という感じで口に放り込んだ。

感想。

前回とは違った。

「OKOK、まあまあイケル。レアだから刺身っぽい。ちょっと!レアでまたトライしたい。」

またトライしたいんかいEE:AEB64これを読んだ今の私は、もうしたくないよEE:AE5B1

あの管さえなければいいんだけどなぁ・・・。

もっと酔ってもダメだろうか??

忘れっぽいから、また買ってくるかもしれない。

その時はまた同じ流れになるんだろうなEE:AE4E6