メールを整理していたら、自分から自分に宛てたメールがあったのだ。
メモなんかをこのようにしておくことがあるが、記憶にない。
開いてみる。
どうやら酔っていたので忘れていたようだ。
なぜ酔ってメモなど残したかというと、
・・・・・・シラフでホッキ貝を捌けなかったからであった(笑)
もう10日も前の話になるのか。
その日の私は体調があまりよろしくなく、あっさりとしたものを欲していた。
それがなぜホッキ貝なのか、まぁ単に安かったのと、湯豆腐にいいダシになるかと思ったからである。
ところがホッキ貝は、湯豆腐のダシになどならない。刺身が定番であった。言われてみれば、そんな気がしないでもない。
ところがそれをいざ捌こうと思ったら、とても恐ろしくてできそうもない。
その日の日記はコチラ。
酔った勢いでやるか、と言って終わっている。
その結果が、このメールだったのであった。
見るまで忘れていたということは、結構酔っていたはずだ。
にも関わらず、かなり迷いや恐怖心があった模様である。
迷いや恐怖心は、ホッキ貝が生きているというところに起因している訳だが、そこで私は軽く茹でてレアにしている。これにて生きているものを捌くというハードルは取り払われた。
まずヒモを外したが、やはりどこまでが食べられるのかが分からない。酔っていたのでそのままツルンと食べた。感想。苦い。以上。
身は半分にブツ切り、断面を見ると、黒いものが詰まっている。
これも苦そうなのでつっついたら、ヒェ~~~、恐れていたものが飛び出してきた、「透明の管」だ(笑)
動いてこそいなかったが、管である、なぜだろうか、管というものは生き物を象徴するのだろうか、とにかく私はとてもとてもとても驚いて悲鳴を上げた。
「食物」が「生き物(だった)」に戻った瞬間である。
これで精神的に、かなり重いダメージを負ってしまった。もうあまりいじくりたくはない。
そのままそれに醤油をかけて、前回同様「エイッ」という感じで口に放り込んだ。
感想。
前回とは違った。
「OKOK、まあまあイケル。レアだから刺身っぽい。ちょっと!レアでまたトライしたい。」
またトライしたいんかいEE:AEB64これを読んだ今の私は、もうしたくないよEE:AE5B1
あの管さえなければいいんだけどなぁ・・・。
もっと酔ってもダメだろうか??
忘れっぽいから、また買ってくるかもしれない。
その時はまた同じ流れになるんだろうなEE:AE4E6