テレビで紹介されていた本だ。
一種の自己啓発になるのだろうか。
幸せに生きるためのヒントがたくさん詰まっている本である。
まぁ「こういうことを心がけましょう」というお話で、当たり前っちゃ当たり前のことが多かった。
しかし、その当たり前になかなか気づけないこともある。
そういう意味では、大切なことが書かれている。
ノートルダム清心学園理事長というだけあり、少々宗教じみた書き方になっている部分が、人によっては受け入れにくいかもしれない。
「神を信じていれば」などと言われても、信じていない人には説得力を持たないだろう。
ただ私が思うには、何も「神」じゃなくてもいいのである。
自分の救いであるもの、その存在が実在するか否かは生きていく上では問題にはならない。
何かを信じられる、何かにすがれる、何かに委ねられる、これだけで生きていくことはずいぶんハッピーになれるものだ。
あなたの「神」に置き換えれば、吸収しやすいかもしれない。
ダメな人にはダメだろうが(笑)
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子
幻冬舎