人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ハーモニカがもたらした混乱

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今日のお話は、音楽に興味がない人には面白くもなんともありません。

音楽に興味があっても、上手は人や色々とお詳しい人にも面白くありません。

音楽に興味があるけど、ヘタクソで難しいことは分かりませ~~~んEE:AEB5Cという人だけが、共感できるだろう、という程度の話だ。

私は今、途方に暮れている。

愚痴りたいのである。

書き終わって思ったが、最後まで読めた人はエライです。

私のいうことが理解できた人はもっとエライです。

そして私をバカだと思った人は正しいです・・・。

Fmの曲に対して、Fのハーモニカを買ってきてしまった訳だ。

メジャーとマイナーの違いである。なまじっかキーが同じだけ、合わせるとバカバカしいことこの上ないサウンドとなっている。

正しいキーのものを買ったところで正しく吹ける自信もないが、正しいキーのものを買わなければ正しく吹きようがない。

一体正しいキーは何なのか。

こういう時に知識がないと困る。

私の頭の中には、キーのこんがらかった状態が具体的に描かれているが、どう説明したらいいのかが分からない。

ない知識は出せないので恥を忍んで思ったままに書くが、いいですか??知識のある方。

例えばCとAmは同じである。

・・・EE:AE4E6

何と言ったらいいのか、ピアノだと黒鍵の数がどちらも同じ(この場合は黒鍵なし)ということで、つまりCのハーモニカでAmの曲を吹ける訳である。

ハーモニカにはマイナーキーのものはあまりないようなので、Amの曲を吹きたければCのハーモニカを買えばいいのだろう。

その考え方でいくと、かの曲はFmだから、A♭を買えばいいということになるらしい。

じゃあ早くA♭買いに行こうよ、となるはずが、ハーモニカについて色々調べていくうちに、「ブルースにはセカンドポジション」という暗黙のチョイスがあることが分かってしまったのだ。

セカンドポジションとは、正しいキー(便宜的にそう言うが)に対して4度上のキーを指す。

FmがA♭で代用できることすら知らなかったのだ、4度上が何かも分からなかったが、その辺の小難しい部分は全部ダンナに丸投げした。

彼もセカンドポジション云々など初めて聞いたクチだが、左脳人間なのである。計算してくれ。

それと平行して私はYahoo!の知恵袋に投稿し、兄にはメールで聞いてみたのだが、見事にみんな答えが違ったのだ。

Yahoo!で答えてくれた人は、他にもハーモニカについての質問で数々のベストアンサーをもらっているハーモニカ博士であり、彼はセカンドポジションではなく「サードポジション」であるE♭を主張した。

何よもう、サードってEE:AEB64毎日決壊しているぽ子である。もうお手上げだ。気が狂うぞ。

一方兄は、曲を良く知っているがそれを「Fm」とは言わずにかたくなに「F」と言いながら、セカンドポジションのB♭か、ストレートにA♭か、でもそんな半端なキーを買わずにAにして、バンド全体のキーを変えたほうが建設的である、と言った。

当然何を言っているのかさっぱり分からないのでそのままダンナに伝えるが、ダンナにしても、意味は分かったところでどうしたらいいのか分からないのである。

長い夜であった。

私が理解できたのは、FmはA♭で代用できる、というところまでであり、A♭のキーのところにひとつ上のB♭なんか持ってきて大丈夫なのか、どうも納得がいかない。

しかしもう、永久に納得する自信はないので、とにかくあの曲に合うキーさえ分かればいいのだ。

ここまで出てきたのはA♭、A(で全体のキーを半音下げる)、B♭、E♭。さて正解はどれでしょうEE:AEB64

できればキーは変えたくない、とダンナは言った。

できれば私も変えたくない。バンドにできるだけ混乱をきたしたくないのだ。

そもそもAは正解ではない。Aは却下だ。

それから、かの曲のハーモニカのソロ部分は、結構低い音を出している。

Fに対してソだが(もう説明すらできない。この調子でひと晩、ダンナと話していたのである。Fに対してソ。分かってくださいEE:AEB64)、E♭のハーモニカだとその音は出そうにない。

そもそも音域が全体的に高すぎるような気がする。

ハーモニカ博士の案を却下するには勇気がいるが、私は低い音が欲しい。

却下だ。

となると、残りの2つからどう選んだらいいのか。

そこで、「セカンドポジション」というのは本当にブルースに合うのかどうかを、手持ちのFで試してみることにした。

Fが何のキーのセカンドポジションになるのかはもう忘れたが、左脳くんが割り出してくれたので、ギターで弾いてもらう。

う~~~~~~~~EE:AE4E6EE:AE4E6EE:AE4E6

そもそも自分がまともに吹けないのである。どうやったって合いようがないが、どうもしっくりこない。

そこでFがマイナーになるキー(当然これも左脳が割り出し、もう私は忘れている)に合わせてみたら、これはしっくりきたのである。

やっぱり「セカンドポジション」は無視して、素直にマイナーでいった方がいいような気がする。しかし自信はない。

間違えれば「出ない音」が出てきてしまう可能性があるのだ。

慎重にいきたいが、慎重にいくならどうしたらいいのかEE:AEB64

そこで考え出した案は、非常に原始的な方法である。

ピアノの鍵盤に、A♭のハーモニカで出せる音とB♭で出せる音、それぞれ色を変えてシールを貼るEE:AE4E5

曲に合わせてどちらかの色で弾いてみる。

ピッタリ合ったほうを正解とする。

大真面目だ。

長い夜であった。

とりあえずの結論は出たのでもう早く寝たかったのだが、こんなに無知では話にならない、とネットでハーモニカについて調べ始めてしまった。

しかし肝心な音楽理論的なところは読む気になれず、練習曲という方に食いついたら止まらなくなってしまった。

私は右脳人間なのだ。理屈ではない。実践で身につけるタイプなのである。

かくして深夜のリビングに、「大きな栗の木の下で」が繰り返し響き渡るのであった。