人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

恐怖の大魔神

家に帰れたのか?・・・という質問なら、答えは「イエス」である。

家にちゃんと帰れたのか?となると、ちょっと怪しい。

タクシーでの記憶が曖昧なのだ。

なんかヘラヘラ調子に乗って喋ってたような気がする。

次はもう朝である。

2次会には行かないつもりだった。

祝いの席だ、飲み過ぎるに決まっている。

せっかく前回、きれいに帰宅したのだ。

酔ったらアウトだ。

酔う前に、家に帰る。

とは言え、披露宴で酔ってしまったら、後はなし崩しである。

なのでそうならないように、ダンナと駅前で飲む約束をしておいた。

「この後約束があるから。」そう言って帰れば良い。

ところで、披露宴のワインがムチャクチャ美味しかった。

安酒に慣らしておくと、こんなサプライズが時々あるから悪くない。

ところがウェイトレスは、ワインをグラスにほんの少ししか注いでくれない。

まぁ普段ジョッキで飲んでる方がおかしいのかも知れないが、何度も注ぐ手間がかかるのはそっちである。

置いてけや、そのボトル。

終盤課長がどこからかボトルを調達してきて解決したが、この時点ではまだ私はしっかりしていた。

ちゃんと帰るつもりであった。

披露宴が終わり、私はネトゲ仲間と駅に向かっていた。

みんな酒飲みである。

「ちょっと飲んでいきますか。」

さとちゃんは、私が帰ると言ったら一緒に帰ると言いそうである。

じゃあ場が和むまで飲み、途中で私だけ帰ればいいかと思ったのだ。

後はご想像の通り、絵に描いたような酒飲みのパターンである。

先に会場を出た課長と上司グッティ氏、そこに新郎新婦も加わった2次会に合流。

シメのラーメンまできっちりキメましたEE:AE468

果たして私は、迷惑を掛けずに寝ることができたのだろうか?

「目がもうヤバかったけどね。それでゲームやるって言うから先に着替えろって言ったら、そのまま寝室から戻らなかったよ。その後ぶー子が帰って来たから『絶対に起こさないように』とキツく言った。」ダンナ・談

「絶対に起こさないように」は、私に対する思いやりではなく、恐怖の大魔神を起こすな、という事である。

その大魔神は夜中に喉が渇いて冷蔵庫を漁り、エルではなくラを連れてまた布団に戻ったらしい。覚えてないが。

今日は仕事だったが、午前中ゆっくり休んだので、何とか持ち直して出勤できた。

シメのラーメン屋で、みんなニンニクを入れまくったらしい。

きっと職場は、凄い臭いだったんだろうな(笑)