つけ麺が食べたい、とダンナからのリクエスト。
しかし近所のおいしいつけ麺はもう食べつくした感があり、多少の遠出は必至だ。
で、久しぶりの大山家である。
初めて私がつけ麺を食べた店である。
私のつけ麺はここから始まった。
相変わらず行列。20分ほど待って、やっと食べる事ができた。
つけ麺、並。
しかし、見るからに凄い量である。
非常にまろやかな、動物性のコクの深いつけ汁だ。
ドロドロ感はないが、濃厚で力強い。
ネギやほうれん草などの薬味が混ざり込み、これが楽しめる。
大きなのりもバリッと力強いものが3枚、チャーシューは薄味のシンプルなものだが、つけ汁が強いので相性はいいと思う。
麺はしっかりとしたコシのある、極太麺。
ギュッと噛みしめて食べる、弾力のあるものだ。
強いつけ麺ととても良く合っている。
麺の上にはゆでたキャベツが乗っているが、こってりしがちなつけ汁に瑞々しさを添える。
卓上には豆板醤、ニンニク、すりしょうが、こしょう。
しょうががオススメ。
他はつけ汁のまろやかさを殺しそうなので、あまりオススメしない。
スープ割りはぜひしてみるべきだろう。
つけ汁のいい部分をそのままに、ゴクゴクと飲み干せる。
ほうれん草を足してくれるのも嬉しい配慮だ。
おいしかった。
おいしかったが、この頃はえげつないほどドロドロのつけ麺を好んで食べていたので、ちょっとおとなしめの印象を受けた。
どっちがいいと言う訳ではないが、「こんなんだったっけ?」という気がしないでもなかった。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:「5」
具:「4」
つけ汁:「4」
総評:「5」
「つけ麺」