人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ダメな休日の見本butFUN。

エルが来た気配で目が覚める。

ダンナだろう。

一緒に寝ていたのだろうが、朝になってご飯を食べたエルが出たがったに違いない。

私も待っているのだから、彼の選択は間違ってはいない。

しかしだ、エルはいつものエルではなかった。

女を持て余している発情期バリバリのエルである。

ニャーン、ニャーンではない。

ニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーニャーと絶え間なく鳴く。

大げさではない。

ブレイクがないのだ。

当然私は眠れない。

小さなぬいぐるみのようなハウスに入ったところを、ハウスごと部屋から出してやった。

一体何時だ?

昨日は比較的早く布団に入ったが、もうそれなりの時間なのだろうか。

さらに少し寝て、いい加減起きなきゃヤバい気がした。

昨日は昼まで寝て、休日を台無しにしてしまったのだ。

まだまだ眠かったが、恐ろしいので時計も見ずに布団を出た。

まだ9時半であった。もっと寝れた。

しかしわざわざ寝るには遅いので、観念して起きる。

かと言って、結局昼までにやった事は、ラーメン屋リサーチのみである。

昼にラーメンを食べて帰ったが、天気がイマイチなので行動する気が起きない。

なので飲む事にした。

飲んでゲームだ。

それだけで気が付いたら日が暮れていた。

いい具合に酔ってきたぞ。

ご飯を食べたらまたあのバーチャルワールドに行ってしまいそうな予感。