以前、ウォーキングの途中で見つけたお店だ。
安い定食が並んでいたので気になっていた。
しかし、小料理屋のような居酒屋のような店構え。
小さな店で、中の様子は全くわからない。
つまり、ムチャクチャ入りにくい。
しかし、勇気を出して今日、暖簾をくぐったのだ。
予想通り、小さな小料理屋であり、客は他にいなかった。
「今日の日替わりは何ですか?」
「そこに書いてある。今日はコロッケ定食。」
ぶっきらぼうに答えられ、ちょっと緊張のぽ子。
私はこの後、「料理の写真撮ってもいいですか?」と言わなくてはならないのだ。
黙って撮ろうにも座った席はカウンターで、店主の目の前である。
焼魚定食を。
魚はサバ、鮭、さんまから、サバをチョイス。
カウンターには料理の入った大皿が並んでいて、それなりにきちんと作っている様子が窺える。
ちょっと待ち時間が長かったが、出てきた定食を見て「これなら仕方ないか」と納得。
ご飯、みそ汁、おかずの他に、小鉢が3皿もあるのだ。
それぞれキッチリ作ってあり、おいしかった。
メインのサバも肉厚でボリュームがあり、満足の昼食になった。
ところで「料理の写真を撮ってもいいですか?」と勇気を出して聞いてみたが、彼のリアクションは「え??」と固まってしばしの沈黙、ヤバい、ダメだったかと思ったが、「でも、あ、うん、いや、その、」と口ごもってから「大したもんじゃないんだけど・・・。」と控えめに言った。そして「よろしくお願いします。」と付け加えた。
無理に話に入ってくる事もしない代わりに、お茶がなくなったら「いかがですか?」と声をかけてくれたりで、ちょうど良い距離を保ってくれた。
おいしかったしお腹いっぱいになったし、気持ち良く食べられた。
もうちょっとお客さんがいれば入りやすいんだけど、昼時ならまた違うのかな?
ぽ子評価です。5段階で、
味:「4」。
量:「4」。
価格:「5」。
総評:定食の鑑です。「4」。
「焼魚定食」 600円