人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

アカシア@新宿

新宿で待ち合わせている間に、ラーメンの予定がカレーっ腹になってきたのだ。

かと言って、リサーチなしに急には思いつかない。

どうするどうする、と言っていて思い出したのがこのアカシアである。

この老舗には10数年前に行ったのが最後である。

カレー店ではない、洋食屋だ。

確かカレーもあったはずだ、と久しぶりに行ってみることにしたのだ。

当時は行列していたが、今日は普通に入る事ができた。

しかし広い店内は、常に満席に近い状態だ。

レトロモダンの洒落た店である。

カレーは2種あったが、普通のカレーと極辛カレーから、極辛をチョイスした。

アカシアにしては高いメニューだったが、そのフレコミに惚れた。

まずはダンナの頼んだ「シチカレ」。カレーとシチューの合い盛りだ。

まぁ、おふくろの味的な、優しい味である。

しかしこれで850円は高いか。

さらに高い1000円の「極辛カレーライス」。

正直、古い洋食屋さんのカレーと言うので、あまり期待はしていなかった。

フレコミのスパイスがどう活きるか、という感じであったが、結果から言うと、とても美味しかった。

カレー専門店で出すレベルと言っていいのではないか。

洋食屋のカレーだから、とタカをくくっていた「極辛」だが、ちゃんと「極辛」であった。

まろやかさのない、シャープな辛さである。

ザラザラとスパイスがふんだんに入っていて、余すところなく香りを楽しめる。

中には鶏の手羽元が3つ入っているが、ナイフがない。

「スプーン・フォークでほろほろと崩れる」という程柔らかくないので食べにくい。

とても美味しかったが、値段に対してどうかという点では、ぽ子的には微妙である。

千円出すならもうちょっと具が充実しているか、他にプラスαが欲しいところだ。

ただ、ソースはとても美味しかったので、近所にある店なら時々行くかもしれないか。

ぽ子評価です。5段階で、

味:「5」。

量:「3」。

価格「2」。

総評:「3」。

でも、おいしかったよ~~。

「極辛カレーライス」 1000円