人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

電王で眠る

「もう9時半ですけど。」

なにっ!?

布団から飛び起きた。

21時30分である。

週も後半になると、寝不足のピークに達する。

熟睡できるように、眠くなる極限まで本を読んでから寝る戦法に変えたが、結局寝る時間が遅くズレ込んでいるだけの現状である。

しかし、眠れずに布団の中でウダウダするのはストレスなので、この方法をとっているのだが、とにかく眠い。

座ると眠くなる。

「仕事終わったらすぐメールちょうだい!!」

5時15分から30分の間に、娘ぶー子から3通、同じメールが入っていた。

何ごとかとすぐに電話すると「今からそっち行く。待ってて。」とだけ言った。

どうしたどうしたどうした?!

「ぶー子がいまからこっちに来る。」

訳のわからぬまま会社の前で待っていると、「猫でも拾ったんじゃないすか?」と上司アンガ。

「子犬かも。」とジャジャマキ。

マジか!困ったことになった。

私は上司アンガの動きに注意し、私より先に帰らないように見張っていた。

いざとなったら彼に押し付けるつもりであった。

以前、「もし自転車のカゴに子猫が入ってたらどうする?」と聞いた時に、「自立できない小さな動物は連れて帰る」と答えたのだ。

果たしてぶー子は、「こんな日もあるでしょっ!!」と機嫌良く言っただけであった。

単なる気まぐれだ。

コンビニでチキンを買い、店の前で立ち食いして帰る。

家に着くと「やったやったやった♪」と言って、ジャジャマキから借りたDVDを3本机に出し、1本をプレイヤーに突っ込んだ。

「仮面ライダー電王」である。

宅配DVDの契約をしたことは書いたが、ぶー子がこの「電王」をリストに入れた時にはぶったまげた。

俳優の佐藤健から繋がっていたらしいが、私ら3人でこれを観るのか。

まぁネタで1本ぐらいは我慢して観るかと観念したのだが、職場のジャジャマキが持っていたのだ。彼女には4歳の子供がいる。

そしてぶー子は、4歳の子供が観るDVDを観始めたのだ。

私は隣でパソコンを立ち上げたが、そこで我慢できないほど眠くなり、ベッドに入ったのだ。

9時半にリビングに下りると、テーブルの上には料理の本が十数冊、新聞、化粧道具などが出しっぱなし、出勤前そのまんまであった。

家に帰ってベッドに入るまで1時間ほどあったが、電王のDVDが増えただけで何も変わっていない。

ダンナはもう家に着くだろう。

風呂はわいていたが、時間がないのでシャワーで済ませた。

ご飯を作り、食べながらドラマを観たら11時を過ぎる。

ブログの更新だけが残ってしまった。

間に合うかッ、ひえ~~~!!

ところで昨日、私が使っているこのTeaCupのAutoPageのサイトに不具合が起き、アクセスできなくなった。

ちょうど私はその時昨日の記事の下書きを終えたところだったが、見ての通り、30枚近い画像を貼ったのだ。

途端にアクセスできなくなったので、私が壊してしまったのかと思ったが、日付が変わる前にたまたまアクセスできたので、その隙に急いでUPした。

間に合って良かった。

ぎょえっ、もうこんな時間だ。

ゲームの記事入れて皿洗って米研いで犯罪の本読んだら、また夜更かしになってしまう。

明日はDVDの日だが、最後まで観れるだろうか?