歴代ベスト5に入ると言っていいだろう、ひどい二日酔いだった。
とにかく目が覚めたら吐きまくった。
そのうち出るものもなくなったが、胃袋は「もっと吐け!!もっとやれ!!」と容赦しない。昨日飲み過ぎた罰か。
何も出ないので「オウエッ!!」という胃から搾り出すような叫びが家中に響き渡り、私の二日酔いがひどい事を皆に知らしめた。
行こうか行くまいかかなり悩んだ飲み会だったが、行って良かった。楽しかった。
これまで自分より酷い酔っ払いは、病的な酔っ払いを除くとあまり見たことがなかった。
ところが凄いのが同じ会社の同じ部署にいたことがわかり、嬉しい限りである。
忘年会の2次会で、トイレに行くときにテーブルの上を土足で駆け抜けた彼だ。
とにかく、朝目が覚めたら警察にいたり、知らない人の家にいたり、公園のホームレスっぽいエリアにいたり、駅前のロータリーの中の池に片足突っ込んでいたりと、話が尽きない。
まだまだまだまだネタはありそうだったが、話してもキリがないと言う感じでほんの一部しか聞けなかった。
とても興味深いのでいつかきちんと取材して、この場で発表できたらと思う。
例の課長も「・・・記憶がね・・・、なくなるのがね・・・。なんかイヤ~な断片だけ残ってたりして・・・。」とニコニコしながら言っていた。
分かる分かる、自分には断片しか残っていないが、そのイヤ~な全貌を知っている人がいると思うと恐ろしいものだ。
そんな課長を撮ってきました。
なんだか手のついでに顔が写っちゃいました、みたいな写真になってしまいました。
今度はスーツ来てゴスペラーズなところを撮ってきます。
かなり飲んで酔ったはずだが、比較的しっかりしていたつもりだ。
・・・つもりだったが、今回も玄関のドアを開けられなかった。
うちのドアには鍵が2つついているので、中に入るには当然両方開けなくてはならない。
素直に1つずつ開ければ入れるはずなのに、どっちかを開けなかったのかどっちかを又閉めてしまったのか、どうしても開かないのだ。
外からみてどっちの鍵が開いたのかがわからないので、「こっちか?」「あれ?こっちか?」という事になり、ガチャガチャやっていたらダンナが開けてくれた。
たまたまリビングで寝てしまったらしく、ガチャガチャいう音で目が覚めたらしい。
気が付いたら朝でゲロだった。
あれだけ長い時間飲んでいたのに、記憶はほとんどない。
どうか他のみんなも忘れててくれれば、と願う。