「この日にはソバの食い放題に行って・・・。」
カレンダーの10月31日を指して、ダンナが言う。
今後の週末の予定を立てていたのだ。
「・・・その頃にはシェン、倒せてるといいね・・・。」
冷たい空気が漂う。
「い、いい加減いくらなんでも31日なんて!!」
ダンナが返す。
彼がHR30になってから、もうかなり日が経っていた。
なぜこんなに間があいてしまったかと言うと、準備を万全に整えていたからである。
私は現在HR48で、シェンは自分の試験のときに1度見ただけである。
本当に「見ただけ」、猟団仲間にくっついて行っただけであった。
こんな私のサポートでは心もとないので、私も準備を整えていた。
装備については次回、詳しく。
そして一体、何度破れたことか。
当初はまた猟団のメンバーに助けてもらうつもりであった。
それにしても足手まといにはなりたくなかったので、しっかり準備をしてからふたりで下見に出たのだが、「砦を護れなかった」、つまりやはり簡単に負けた。
負けたが悔しい。
もう一度、もう一度、とやっているうちに、ついには「何が何でもふたり(+ラスタ)で倒す!!」に変わっていた。
まぁ意地になっていたのは、試験を受ける本人ではなく、私の方である。
曲がりなりにもHR48の意地だ。
軽い気持ちで行った1回目は、ダンナ・ライトボウガン、ぽ子・双剣だが、双剣の属性を間違えて持ってきてしまった。
なので「もう1回」となったのだが、2回目、ダンナはヘビーボウガンに持ち替えた。
それでも全然ダメ。
攻略サイトや体験談を読み、その次はダンナ・双剣、ぽ子・ハンマーで挑む。
ハンマーでソロでクリアした人がいたのだ。
それによると、ひたすら1本の脚を溜め1、溜め2、の繰り返しで攻撃するのみである。
これなら簡単!
しかも私はソロではなく、ダンナにラスタもいるのだ。
勝てるのでは・・・。
・・・と思ったのだが、やはりダメだった。
しかし、これまで見たことのない「5分前」のアナウンスを見た。
きっともう1歩なのだ、と勝手に盛り上がる。
なので実はもう1度この武器で行きたかったのだが、ボウガンを使いたいダンナに双剣を持たせたのだ。
今度は私が弓で行く事にしよう。
ヘビーボウガンと弓。
弓を推奨するサイトは多い。
ところが、「双剣ふたりで行くべきだ。」と、猟団長から熱い提案があった。
そう?それなら・・・、と簡単に変更し、ダンナとふたりでツインハイフレイムを持って出たのは昨日。
偶然居合わせた団長も見学に参加、実況&アドバイスがリアルタイムで入った。
それにより、
・ダンナが乱舞していなかった。
・足が赤くなったら、違う脚を攻撃。
・倒れたら顔を攻撃。
などの発見があったのだ。
そのお陰でなんと、最後のエリアで脚の部位破壊ができたのだ。
しかしやがて、「あー・・・。」という団長のチャット。
「あと2回攻撃されたら終わります」との実況。
残り時間は5分ほどか。
言った先から、攻撃が入る。
「あと1回やられたら・・・。いや、時間いっぱい持ちこたえられればあるいは・・・。」
そう言って今度はカウントダウンだ。
「あと3分」
「あと2分」
私もダンナも、回復は全て使い切っていた。
ぽ子の1死もあり、正直、ダメかと思っていたので、本当に嬉しかった。
「オメトンEE:AEAAB」
いやー、団長、この瞬間を分かち合えて、本当に嬉しいっす。
これで猟団メンバー最後の下位であったダンナが上位に上がった。
早速上位クエ、つき合ってもらうとするかのんEE:AEB75
いや~~~、しかし強かった、ヤドカリンEE:AEB64
次回は装備について詳しくUPする予定でありますEE:AEAAB