人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

たっけーなぁもう!

「たっけーなぁ!!」

 

買い物先のスーパーで、偶然娘ぶー子に会ったのだ。開口一番、言わずにはいられなかった。高い。何でもかんでも高い。常々思っていたが、本当に高い。面白くない。

思えば、何年前からだろうか。値上がりの連続だ。高くなった、高くなった、と思って来たが、本当に高いなぁもう!!

 

ぶー子と出会ったスーパーは、ちょうど値下げの時間帯に入っていた。こういう時にいくらか買いだめするようにしているが、何だか値下げ率も渋くなってきているような、そしてライバルが増えたような気がしてますます滅入る。

「あっちでニラが100円だったよ。」

「半額の豚肉あり。」

そんな情報交換をして、ぶー子と別れた。

 

外食や総菜は、もっと高い。もう心底バカバカしくて、食べる気にならない。さりとて作ろうと思えばもとの食材がまた高いのだ。季節の野菜、特売品、値引き品を使って工夫している毎日である。

 

これまで部分的、一時的に値上がりするものはあった。部分的、一時的であったのでさほど困ることもなく凌げてきたが、さすがにウンザリしてきた。

こんなことは、初めてだ。

これからどうなっていくのか。

戦争、環境破壊、トランプ大統領の経済政策、少子高齢化・・・。明るい未来が見えない。

「自給自足が理想。家庭菜園にした方がいい。」

何年も前から、経済学を勉強していた知り合いから言われていた。

面白半分に野菜を植えたことは何度かあるがそれなりの結果で、「あれを食べるのか」と思うと気が進まない。

しかし、そうも言っていられなくなってきたんじゃないか。

まずはひとつ、きちんと調べてきちんと育ててみる。できそうなことからだ。

 

その前に、昨日買った半額のブリの切り身と牛すじと生クリームを何とかしなくては。

食材に翻弄されている毎日である。