人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

エル、乳腺腫瘍<84>

*下書き保留していたものを、少しずつアップしようと思います。

 

 

酸素室から出られないが、それなりに穏やかに過ごしている。

呼吸数が減ったとはいえ、まだまだ全体的に早い。それでも表情は良く、ゆったり体を伸ばして寝ているので、いくらか楽になってはいると思う。

心配なのは、脇の腫瘍だ。浸出液がずいぶん増えた。

まだ前回のように悪臭を発したりしていないとは言え、勝手に良くなりはしないだろうから、もう自壊も近いのかもしれない。

 

「いつかは」ということは考えないようにしているが、見極めに迫られる時が来るかもしれない。

もしかしてすでに、頑張らせ過ぎてしまっているのではないか。

「いくらか楽に」など、人間目線である。呼吸がこんなになっている時点で、普通じゃないのだ。24時間毎日これが続ているのは、エルにとってどうなのだろうか。

肺癌の最期は壮絶とのこと。安楽死も射程に入れている。

苦しみを長引かせないための安楽死だとしたら、「その時」はいつなのか。

まだエルは、撫でれば喉を鳴らし、ご飯をたくさん食べ、う~~ん、と伸びをすることもある。

まだ今ではない。

ないよね?

その時が来たら、私には分かるだろうか。

私のエゴで、その時を早めたり遅らせたりしないだろうか。

できれば運命が自然に連れて行ってくれればと、願う。

 

穏やかな今に感謝して、今日もお世話をする。