人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

エル、乳腺腫瘍<71>

*下書き保留していたものを、少しずつアップしようと思います。

 

 

とうとう食べなくなった。

 

これまでエルは、食べることで命を繋いできたのだ。こんな体調で、本当に良く食べてくれた。そしてついに、と絶望する。

呼吸の状態も悪く、昨夜は早めに寝室に連れて行き、酸素室に入れた。

全く落ち着かない。

ピッタリとビニールシートの壁に貼り付き、不満そうにこちらを見ている。

しかし、呼吸も悪いしいよいよ食べなくなって次の段階に入ったのだ。ここは我慢して入っていて欲しい。ご飯、水、トイレシートを入れて監禁を決め込んだ。

エルはしまいにはビニールシートを引っ掻いて、全く落ち着く様子はない。

こんなんでは興奮して、かえって良くないのか。根負けして、結局出してしまった。エルはまた、床の定位置に横になった。

 

酸素をマスクに繋ぎ変え、顔の近くに持っていく。動くので、なかなか定まらない。

連日の寝不足と気疲れで、私もヘトヘトだ。諦めて、寝ることにした。

 

朝方、枕元のエルに鳴かれて目が覚めた。

驚いて起きると、エルはちょこんとお座りをしてこちらを見ていた。

急いでご飯を出すとペロリとお替りまで平らげた。

 

ここからは、いつもの調子に戻ったのだ。

呼吸は荒いが、ゆったりと横になり、昨夜のような危機感はない。

今日病院は休診日なので、場合によっては往診をお願いしようかと話していたのだ。もう少し様子は見れそうだ。

 

昨夜はあんな感じだったので、薬もサプリもやらなかった。

こうして持ち直して思ったが、サプリが悪かったのだろうか?悪かった、というか、合わなかった、タイミングが良くなかった、刺激が強かった、色々あるだろうが、もうやめにする。

自然に任せると言うのは、こういうことも含むのかもしれない。

 

酸素濃度が36%前後にしかならないので業者さんに伝えると、今日来てくれることになった。

こちらで色々試して41まで上がるようになったが、微妙なところだ。

業者さん曰く、40~45%程度まで上げられるとのこと。それならもう、許容範囲になっている。

借りる側としては「40」ではなく「45」に近くあって欲しいが、40を超えているのに何とかしろとも言えないところだ。

とりあえず、容態は悪いなりに良くはなっているので、連絡だけして様子をみることにする。

 

 

*これが最後になるんじゃないかと、つい撮りすぎてしまう。そして捨てられないのでコラージュ*