人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

夢と現実

エルを置いて出るのだ。そう長時間にはならない。大丈夫。

 

久しぶりのランチ、久しぶりの外飲み。エルの容態が安定しているので、思い切って出掛けることにしたのだ。引っ越してしまった音楽仲間との再会。

女同士でのランチである。普段は行かないようなカジュアルイタリアンへ。

ランチのドリンクとは別に、まずはビールを注文。私達はそれをゆっくり飲んだ。

たっぷりのサラダ。大きなピザ。お喋り。ビールは時間をかけてやっと空になった。

「もっと飲む?」白ワインをデキャンタで注文。これは比較的サクッと空いたが、もう食事も終わりに近づいていた。セットドリンクに注文したカフェラテを飲み、ホッとひと息。「次、行きますか。」

次もやはり、カジュアルなバルだった。最初に飲んだ無糖紅茶ハイが薄かったので(「・・・薄い・・・?」「薄いような」「薄いよね」「薄い」)、スパークリングワインをボトルで頼んだ。話は弾む。ボトルは呆気なく空いた。まだまだ話足りない。「もう一本」。これもサクッと空になった。

 

まだまだ余力はあったが、さらにもう一本はさすがにエルも後も心配だ。ってかエルは大丈夫か?問題は食事だ。3食分置いては来たが。家にいる娘ぶー子にLINE。3皿ともスッカラカンになっていた。すぐにもう一食を頼む。

 

家に着いてさらに私がもう一食持って行き、やっと安心した。さて。続きをやるか。産後のぶー子が犬の散歩から洗濯物の取り込みまで済ませておいてくれた奇跡。その上、私が寝ている間に(寝てしまったのだ)ウーバーを頼んだようで、起きてまたピザをしこたま食べる。そしてまたワイン。

 

 

夢のような一日だったのだ。

「ご飯ちょうだい。」

エルに顔を叩かれて、いつもの一日が始まった。

エルは機嫌良く喉を鳴らしている。

現実も、悪くない。夢は夢、時々でいいから。

どうかこんな日々が長く続きますよう。