人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

最強のパーティー

ネガティブな感情は、関知しないに限る。自分の感情なんて自分だけのものなのだ。処理できるのも自分だけ。表に噴出する前に、自分の中で消してしまう。

実際、大したことでもない。

こんなこと。

 

そう思ってやってきていた。

猫の介護と一人暮らしの父の問題と慢性的な寝不足で、正直結構参っていたのだ。

しかし現実は、参っている場合ではない。淡々と目の前のことだけに向かい合うようにしていた。

それも週の終わりの金曜日ともなると、まず体力的に厳しくなっている。体が参ると思考の方もやられていく。

頭痛が酷い。鎮静剤を飲む。頑張れ、休みに入ればダンナが猫を看てくれる。あと半日の辛抱だ。

父から、電話。相変わらずムチャクチャである。頭がガンガンする。正論で返せば余計に反発するのだ。これはゲーム。異界の生物をどう扱うのが正解か。ご機嫌よく収めて頂くマジックワードを探せ!

話すこと30分。

電話を切ると頭の血管はドクドクと脈打ち、それは吐き気を催していた。

はー、兄に報告しなくては。長文になる時は、パソコンからメールする。頭は痛いが、このやり場のなさを共有できるただひとつの場所であった。キーを叩く音は止まらない。

とは言え、感情的になるとお互いにウンザリしてしまうので、できるだけ客観的事実だけを書いたつもりであった。それでもやはり、そこここに私の感情が漏れていたのだろう。すぐに兄から電話がかかって来た。

 

滅多なことで電話などかけてこないので、むしろ兄の方で何かあったのかと思ったぐらいだった。しかし兄は言った。「もういいから、とにかくしばらく少し休んで」。

とりあえず、問題になっている様々なことは急ぐ必要もない。しばらく電話は兄夫婦で繋ぐ。とにかく休め、と。

電話には兄嫁さんも何度も出てきてくれ、協力体制であることを実感させてくれた。

ひとりじゃない。

私が頑張れるのは、ひとりじゃないからだ。実際に動いているのは私でも、ちゃんと兄も兄嫁さんもこうして常に気遣っていてくれる。

家族の、兄妹の有難みをひしひしと感じた。

本当にどうしようもない家族だったけど、ひとりずつ綺麗に送り出してみせる。

 

そしてもう一つの家族、こちらが現在の家族な訳だが、この休みはダンナが猫の世話と家事を担ってくれたので、ゆっくり休むことができた。

充電した。まだまだ頑張れる。

 

大変な状況だけど、ゲームのパーティーはツワモノ揃いだ。私は勇者じゃないが、さしずめヒーラーとして前衛をいく。

ヒーラーの前衛だ、ゲームじゃあり得んが、最強のパーティーでクリアしてみせる。

HP100%にて、元気な月曜日であった。

 

あ、父から着信あり・・・・・・・・・。