人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

大丈夫

エルは相変わらず、ただ力なく寝ている。

 

神社に行った。神頼みもあるが、ご飯を食べて命を繋げて貰っていることに、感謝したい。

近所の小さな神社だ。平日の真昼。人はいない。

自転車を停め、鳥居をくぐると、涙があふれて来た。どうして。

気持ちが緩んだのか。涙が勝手にポロポロと流れてくる。

 

SNSで、見知らぬ人からたくさん励ましの言葉を貰った。

深夜にひとりそんな言葉を読んでいると、硬く張りつめていたメンタルが粉々になって、私はたくさん泣いた。

そうか。

こんな時、優しさに触れると涙が出てくるのか。

もしかしたら、神社にも目に見えない優しさが溢れていたのかもしれない。

大丈夫だよ。そんな風に。

 

ところが不思議なことに、次に行った大きな神社では、涙は出なかった。

雪が降り幻想的なその正面に立った時、私はシャンと背筋を伸ばして前を見据えていた。

不思議な感覚だった。どこからこんな力が湧いているんだろう。

大丈夫だ。

そんな気がした。

 

どんな運命が待ち受けているのか、それが分かってしまったら、乗り越えられないかもしれない。

知らなくていい。

だから、考えなくていい。

もう二度とない今だけを見て。

 

 

・・・・・・と、言いきかせている。

相変らず、往生際が悪い。