タイの映画であった。Wikipediaの解説だと犯罪映画、となっていたが、どちらかというと青春映画のようなドキドキが詰まっていた。

監督:ナタウット・プーンピリヤ
キャスト:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン
父子家庭で育った女子高生のリンは成績優秀で、父親と学校の誇りであった。
親友のグレースに泣きつかれてテストでカンニングの手助けをするようになるが、その話を聞いたグレースの彼氏・パットに、お金を払うから自分もカンニングさせてくれと話を持ち掛けられる。
決して裕福ではない暮らしの中から学校にワイロを渡し、リンに留学のチャンスを与えてくれた父。リンはお金が欲しかった。
しかし話はだんだん大きくなり、ついには「カンニングビジネス」となっていく。
そして、舞台は学校という枠を出て、世界へと飛び出した。
アメリカ留学資格のテスト、STIC。グレースとパットのボストン留学への足掛かりだったが、こうなったら何人でも面倒見てやる、合格したい奴は集まれ!
ただ、今回はリンの力だけではさすがに難しい。協力者がもう一人欲しい。
学校で、リンと首席の座を争っていた良きライバル、バンク。
彼に協力を持ちかけるが・・・。
「カンニング」というスリル。
試験官の油断や隙を縫っての戦いだ。
始めのうちは聡明なリンが上手くやっていくが、STICともなると警戒も厳重で、予定通りに行かない場面が出てくるのである。
見ている方は「どうなっちゃうの!?」とハラハラドキドキ。
そして全てが終った時、リンは何を選ぶのか。
友情、お金、そして家族。
失ったものは多いけど、最後のリンの表情は清々しい。
後味の良い作品であった。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆