鉄フライパンを買って、半年ぐらい経ったんじゃないか。
そろそろこの辺で一度、感想をまとめてみたい。
それなりの面倒やコツがあり、まだ上手く使いこなせてはいないが、楽しんでいる。
上手くいかないあたりがまた、燃えるのである(笑)
ものによっては焦げ付いてしまうのだ。
焦げるぶんにはペロッ剥がれてくれればいい。問題は、焦げ付いて剥がれないパターンである。
これはまだ、研究中。今度こそ、が楽しい。
鉄プライパンは美味しいのか?
美味しいと思う!
顕著なのは野菜炒め。シャキシャキ感があって瑞々しい美味しさだ。
餃子も、上手く焼ければ焼け目が美味しい。
肉も美味しく焼ける。チキンステーキが絶品。豚の薄切り肉は柔らかく焼ける。
魚はさすがに無理かとサバを焼いてみたが、焦げ付いたり破れたりすることなく上手く焼けた。魚もOKだ。
ポイントは、ターナー。金属製のもので剥がすように使えば、焼き目が上手くできるのだ。
ビーフやポークのステーキは、なぜか美味しく焼けなかった。フライパンのせいだと思いたくない。課題とする。
焼き方についてはネットの情報を参考にしている。
最初にカンカンに熱し、怖いので一度火を止めてから多めの油を入れてなじませ、多い分は戻す。食材を入れる時も怖いので、火は消している。
火加減はまだ研究中で、結論は出ていない。餃子の焼き上がりも、まだ運である(笑)
手入れという程のことはしていない。
熱いうちの方が汚れを落としやすいので、使ったらすぐに洗う。ここが一番面倒な部分だ。なにしろ洗おうと思うと流しには必ず何かしら置いてあるのだ。それをよけて洗うストレス。そして、作ってすぐに食べられないストレス(笑)
スチールたわしでゴシゴシこすれば、どんな焦げも落ちる。洗剤は使わず、洗ったらすぐに火にかけて水分を飛ばす。強いて言うならここまでが「手入れ」に当たる部分だ。
少しの間もほったらかしにできないのは面倒だが、今やその面倒さが愛おしさを作っている気すらしている。手にかけているのだ。大事にしているという実感。油も馴染んで来て、フライパンが育っていく実感。
この面倒は乗り越えたが、ひとつ難点は、重いこと。これは慣れそうにない。
私は一度にたくさん作るので直径30センチの深さのあるものを買ったが、この中に「一度にたくさん作ったもの」が入るとメチャクチャ重くなるのだ。片手で持ってお皿に移すにも、困難を極める。
それでも、買って良かったという結論だ。
テフロンのような寿命もないし、一生のお付き合いになりそうな気がしている。
*レモンを入れたら剥げてしまったのだ。
見栄えが悪くなってしまいショックだったが、気にせずどんどん使っていけとのことことである。