神様流に言えば、たまたま手に取ったこの本を買ったことも、神様の「サイン」になるのだろうか??
龍のアニキは小学4年生の時から突然、神の声が聞こえるようになったという。
始めは頭がおかしくなったのかと思っていたが、どうやらその声は、自分を助けてくれる存在だと分かって来る。それからは上手く共存していた。
やがて弟の龍も、アニキを通して神と話をするようになる。
あの世の話。
魂とは。
生きるとは。
そして今度は龍が、神の声を世界に伝えるのだ。
まずはブログで、これまでの神との会話と公開した。
反響は大きく、やがて相談が相次ぐようになる。龍とアニキ(と神)は、その相談に応えていく。
こうして龍のブログは、神への相談室となっていったのだった。
この本は、ブログに公開された神との会話と相談のまとめである。
まぁ私の場合、もともとこういった話に興味があって自分なりの形があったから、抵抗なくすんなり読むことができたところはあると思う。
こういう話に「スピリチュアル」「宗教」というレッテルを貼って遠ざけるのは、もったいないことだ。これは哲学でもある。自己啓発と言ってもいい。
目に見えないものを信じない、そしてないものとするのは簡単だ。
しかし人間として生まれて来て、ただ生きるのではなくその見えないものに思いを巡らせて初めて、生きる意味が生まれるのではないだろうか。
答えはない。
だからこそ、その答えに近づこうと考える。
アニキの神は、その手助けをしてくれるのだ。
どうせみんな、時が来れば死ぬのだ。
答えがないならハッピーに生ききりたい。
仮に神なんかいなかったとしても、その学びが生きる助けになる。
「龍」と「アニキ」と「神」のやりとりは、コミカルでまるで普通の会話だ。すんなりと入ってくるだろう。
多分にスピリチュアルな部分はあるが、夢があっていい。
信じたところで損はないのだ、生きていくうえで上手く生かしていけるといいなと思う。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
「僕のアニキは神様とお話ができます 」 龍&アニキ
サンマーク文庫
