今週のお題「美容室でする話」
もうほんっと、美容師さんとの会話は苦痛であった。
仮に「担当」などと言っても、四捨五入すれば「他人」だ。
向こうも気を使ってあれこれ話を振ってくるのが分かると、なおさらつらい。
なので、いつも本を持って行って読むようにしていた。
しかし今はもう、そんな苦行からは解放されている。なぜなら「担当は友人」となったからである。
美容師ならぬ理容師である彼は、バンド仲間である。共に8分31秒の「カシミール」の旅に出た戦友だ。ただの仲間ではない。
プロとは言え一応男性である友人に自分の頭を委ねるには、抵抗があった。なにしろもう、若くはない頭だ(笑)まぁその辺は医者同様、白髪にも薄毛にも動じず、何もないがごとく振る舞ってくれたので、今では逆に何でも相談できるようになった。
そんな彼との会話は特別「理容師と客」ということはなく、飲んでる時とかわらぬバカ話である。
しかしそんな会話もヘアサロンの中となると異質なのか、時々隣のお客さんが帰りがけに「面白かったです」と言っていくことがある。
まぁ楽しんでくれたのならそれでいいが、迂闊なこと言わぬように気をつけなくては(笑)
今は髪を伸ばしているので、次の予定は冬になる。
友人だから言う訳じゃないが、いつも予想以上に素敵なスタイルにしてくれるので楽しみだ。
最後に行った時は、ウルフカットをお願いした。この見事な毛先が気に入っていて、写真に残していた(笑)
次はどんな頭にしてやろうか、考えておくよ!