「クソ」という言葉が持つその響き。
下品で汚らしく、そこには侮蔑の意味が込められている。
故にわざわざ「クソ」に置き換えた言い回しがされてしまうのだろう。
置き換えだ。ちゃんと元の言葉がある。然るべき場所では然るべき言い方をする。
ところが「クソ」が元になっていて、どうにもその言い方をするしかない場合があるのだ。
私も言いたくはないが、今回はその話をしたいのでどう言うべきか考えた。
「鼻ピコ」
と言うことにする。
なんで耳クソは耳アカ、目クソは目ヤニ、と言い換えているのに、鼻アカ鼻ヤニとならんのだろうか?あまり話題にするべきではないのだろうか。だっだらむしろ、貴重な話になるかもしれない。鼻ピコの話をさせて欲しい。
そもそもそう鼻をほじくるなどない。ほじくるのには、ほじくる理由があるからだ。訳もなくほじったりはしない。理由がないから、ほじらないのである。
では鼻をほじるのは、どういった時なのか。
鼻ピコである。
鼻に違和感がある、鼻をかんだ時に触れた。そんな時は、ティッシュでほじる。でもそう滅多にはない。そうそう鼻ピコは生産されないようである。
ところがある時、鼻血が出た。かみ過ぎたか何かだろう。なかなか止まらなかった。
やがて鮮血のような出血が止まると、「血交じり」のような状態が続いた。
そしてこれが、固まり始めたのである。
気になるので、はがす。はがすとまたできる。どうもだんだん大きくなっているような気がする。
そして鼻ピコは、もう一つの穴の方にも移って来た。剝がしても剥がしても、一回り大きくなって生まれ変わるピコ。とうとうある時剥がそうとしたら、皮までくっついて来たのか痛みが走った。これは剥がせん。負けた。負けたが気になる。指で触れるとそれはすぐそこにあり、巨大化したそれはもはや、カリカリに硬くなっていた。
これは、本気で何とかしないともしかしたら最終的には病院かもしれん。病院で何て言うのか?鼻ピコは通用しない。鼻くそが、と言わなくてはならない。
まずい、何とかならんものか。ネットで調べまくる。ここも鼻ピコは通用しない。もし私が事件性のあるような死に方をした場合、警察にこの検索履歴を見られることになるのだろうか。
鼻ピコができる原因の多くは、埃と乾燥とのことだ。埃を今さら劇的に減らすことは難しいので、乾燥を何とかする。綿棒でワセリンを塗るようにした。
鼻ピコに悩まされている人に朗報だ。10日ほどでピコは消えた。
どうなることかと思った。本当に良かった。
まぁたまたまうちにワセリンがあったから塗ったが、もしわざわざ買うのならちゃんとした「それ用」の薬用軟膏があるかもしれないからそっちの方が良いかもしれない。
でもワセリンなら使い道に応用が利くので、幅広く使いたいならワセリン推奨だ。たぶんこっちの方が安い。
あとは鼻血だ。まだ止まらないのだ(笑)でもこれも、ワセリンで治りそうな気がしている。もうしばらく塗っていようと思う。