人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

桜商店603@赤羽

赤羽昼飲み、3軒目へ。次は立ち飲みだ。薄いウーロンハイと決別し、日本酒を飲む。

時間が早いからか、空いていた。

現金を都度前払いするいわゆるキャシュオンシステムだったのだが、事前に言ってくれる訳でもなく、注文後に気まずい雰囲気が流れる。あまり友好的ではないのは、この店独特のものなのか立ち飲みの風潮なのかは分からない。まぁあまり距離感が近すぎるのも寛げないので、二択ならこの方がまだいい。

 

安い(笑)

そのぶん、軽いおつまみが中心となっている。3軒目なので、ありがたい。

 

「らっきょ(100円)」と「もずく酢(150円)」。肉ばかり食べていたので、さっぱりしたものが食べたい。

らっきょ、もずく酢

 

そして、おでん。「厚揚げ(150円)」と「大根(100円)」、「こんにゃく(100円)」に「玉子(150円)」。味がしっかり染みて、美味しい。

おでん

 

お腹も満たされてしまったし、ここであまり酔うと帰路の1時間半が大変だ。妙に地元が恋しくなったのもあり、早々に引き上げたのだった。

 

私達の赤羽昼飲み体験は、こうして幕を閉じた。期待値が高かっただけに、複雑な気持ちだ。

昼から飲み屋が賑やかに軒を連ねる路地は、壮観ではあった。

しかし一軒一軒は近所にもあるチェーン店であったり、安さを売りにしただけの雑なお店であったり、また逆に内容と値段の釣り合わない観光客料金だったりと、あまり魅力を感じられるようなお店がないのである。

もっとディープな昔ながらの怪しさのあるような世界を、期待していた。

それは、危険な安さかもしれない。変に高いかもしれない。それでもそこに、赤羽らしさと言うか、真性酒飲みを吸い寄せる何かがあれば良かった。

 

機会があったらもう一度、野毛に検証に行きたい。あそこにそれはなかっただろうか・・・。

 

 

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