では最後に、今回泊まった宿をご紹介したい。
地雷ツアーの地雷には色んな意味が含まれているが、今回はいい意味での地雷であった。
そもそもは、愛読している旅ブログでこの宿のことを知ったのだ。
創業100年というこの宿は、良く言えば「歴史を感じる」、まぁ見ようによっては「古臭い」民宿であった。地雷ツアーとしては、いいネタである。
なにより驚いたことに、このシーズンの週末で、1泊2食7700円という安さ。口コミも悪くない。
何なら料理をランクアップして、8800円のコースで予約をしたのだった。
館山駅から5分ほど、「えっ、こんなところに??」という感じにそれはあった。
これは、期待できそう(笑)
年代物のサンタがお出迎え。
メリー・クリスマス!
トイレ・・・、夜は怖い。
隣の二部屋。
廊下に洗面台。部屋にあったから使わなかった。
私達が泊る、「若汐」。
謎の空間。広っ!トイレがあって、歓喜。
ふっつーに綺麗な部屋だった。
電話www
オートロック。
信じてしまった私はバカだ。オートロックと言われれば、鍵がかかったような気持になってしまうのである。
古い宿にありがちな、ラビリンス構造。
お風呂へ。
この水道よ。あえて残していって欲しい。
女性客は少ないのだろうか。「女性用は自分でお湯をためてもらっています」と説明を受けたのだが・・・。
なるほどっ!!
しかしとてつもなく寒いので、入らなかったのだ。
お風呂場の先に通路があり、別館に繋がっていたようだ。
洗濯場??
おお・・・!!壮観。紛れもなく洗濯場だ。
このような謎の扉があちこちにあり。
玄関とは別の場所にも出入り口があった。
さて、夕食。「値段の割にはいい」とのことなので、楽しみであった。
お刺身は美味しいし、家庭的で心のこもったもの。
煮魚。ふっくらとして、大きい!
クジラの竜田揚げ。
鍋も。
お肉!タレがまた美味しい。
ソフトドリンク、お新香、ご飯、汁物はセルフでお替り自由。
お新香も美味しかった~。
しっかり出汁が効いて、こちらもおいしゅうございました。
朝ご飯はコチラ。
ごくシンプルなものだが、ご飯と味噌汁、納豆と生卵が自由に食べられるのはポイント高い。
朝はソフトドリンク群に牛乳が加わっていた。
繰り返すが、これで8800円である。
もうこの時期に安宿は無理だと諦めていたが、探せばあるものである。来年への意欲が湧いた。
地雷ツアーとは、かくありたい。
幸田旅館さん、ありがとうございました。