人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

続・ドケチの原動力

面倒なのに長続きしているものについて、「明日もう一つ紹介する」と言ったまま5日も経ってしまったのだ、ごめんなさい。週末が悪いのです。いえ、私が悪いです、ゴニョゴニョ・・・・・。

まぁそんなにもったいつけるほどの話でもないが、面倒であることを除けはいいことしかないものである。紹介させて欲しい。ここで何度か書いてはいるが、「ヘナ」だ。最近登場しているタトゥーの方ではなく、髪を染める方。

 

何しろ白髪だ。ごく若い頃から出現を始め、今では白が黒を上回っていることだろう。なので、1週間も経てば分け目が気になって来る状態だ。

何とかするには染めることになるが、週一で染めるなど、普通のヘアカラーではお金もかかるし頭皮に相当なダメージがかかってしまう。

ならばと、ダメージも少なく、一度に使い切らなくてもいいヘアマニキュアを使っていた。

かなり前の話だ。種類も少なくて、まず好みの色がなかった。ないが、仕方がないのである。妙に赤い派手な色で我慢していた。

しかしヘアマニキュアは、髪にこそダメージはないが、頭皮にはあまり良くないという話を聞いた。毛穴を塞ぐとか、そんな話だったと思う。あの頃はシャンプーやリンスのシリコンも良くないと言われていた頃で、それと同じような理由じゃなかったかと記憶している。

その上、時々ちゃんとお店で染めてもらうにあたり、このマニキュアの色が邪魔をするとのことだった。そんなんで、何かもっといい方法はないかと考えたのである。

それが、ヘナだったのだ。

 

植物由来で髪に悪いことがないどころか、トリートメント効果があってむしろいいとのことだ。透明のヘナもあるぐらいだ。

しかし、お店でやってもらうと高いのが難点だ。それを週一で通うなど、論外である。

なので、自分で染めることを考えた。

市販のヘナというものは、存在した。自力で染められるということである。

色々あったが、私は植物成分100%というマックヘナをチョイスした。近所の薬局で、1300円ぐらいで買えた。

色はナチュラルライトブラウン。結構明るめのブラウンだが、後から生えてくる白髪を目立たせないために、あえて明るめの色にしている。

で、週一で1300円かと言うと、そうではない。根本だけのいわゆる「リタッチ」なので、一度に使う量は20gだ。一袋100gなので、1回たったの260円!

髪に良くて安いのだ。いいことしかない。

 

・・・と言いたいところだが、手順がべらぼうに面倒臭いのだった。

シャンプーをしたあとに20グラムに測った粉をお湯で溶く。それを髪の根元全体に塗布してラップで巻き、温めて1時間(実際にはもっと短くていいらしいが、ちゃんと染まって欲しいので勝手に1時間置いている。)、洗い流してリンスして終了。だいたい2時間ぐらいかかる。

面倒など御免なのだが、それでも7年続いているということは、メリットが面倒を上回っているということだ。

もちろんサボって1回抜けたりすることもある。それでも1回ぐらいなら翌週にリカバーできる範囲だし、そうと分かっていてもサボることは今のところあまりない。

習慣になるとは、強いことだ。金曜日はヘナの日として、定着したようである。

 

面倒でも、それを上回るメリットのあるもの。探せば世の中にはまだまだありそうな気がする。

でもこれ以上の面倒はもういいかな?(笑)