面倒なのに長続きしているものについて、「明日もう一つ紹介する」と言ったまま5日も経ってしまったのだ、ごめんなさい。週末が悪いのです。いえ、私が悪いです、ゴニョゴニョ・・・・・。
まぁそんなにもったいつけるほどの話でもないが、面倒であることを除けはいいことしかないものである。紹介させて欲しい。ここで何度か書いてはいるが、「ヘナ」だ。最近登場しているタトゥーの方ではなく、髪を染める方。
何しろ白髪だ。ごく若い頃から出現を始め、今では白が黒を上回っていることだろう。なので、1週間も経てば分け目が気になって来る状態だ。
何とかするには染めることになるが、週一で染めるなど、普通のヘアカラーではお金もかかるし頭皮に相当なダメージがかかってしまう。
ならばと、ダメージも少なく、一度に使い切らなくてもいいヘアマニキュアを使っていた。
かなり前の話だ。種類も少なくて、まず好みの色がなかった。ないが、仕方がないのである。妙に赤い派手な色で我慢していた。
しかしヘアマニキュアは、髪にこそダメージはないが、頭皮にはあまり良くないという話を聞いた。毛穴を塞ぐとか、そんな話だったと思う。あの頃はシャンプーやリンスのシリコンも良くないと言われていた頃で、それと同じような理由じゃなかったかと記憶している。
その上、時々ちゃんとお店で染めてもらうにあたり、このマニキュアの色が邪魔をするとのことだった。そんなんで、何かもっといい方法はないかと考えたのである。
それが、ヘナだったのだ。
植物由来で髪に悪いことがないどころか、トリートメント効果があってむしろいいとのことだ。透明のヘナもあるぐらいだ。
しかし、お店でやってもらうと高いのが難点だ。それを週一で通うなど、論外である。
なので、自分で染めることを考えた。
市販のヘナというものは、存在した。自力で染められるということである。
色々あったが、私は植物成分100%というマックヘナをチョイスした。近所の薬局で、1300円ぐらいで買えた。
色はナチュラルライトブラウン。結構明るめのブラウンだが、後から生えてくる白髪を目立たせないために、あえて明るめの色にしている。
で、週一で1300円かと言うと、そうではない。根本だけのいわゆる「リタッチ」なので、一度に使う量は20gだ。一袋100gなので、1回たったの260円!
髪に良くて安いのだ。いいことしかない。
・・・と言いたいところだが、手順がべらぼうに面倒臭いのだった。
シャンプーをしたあとに20グラムに測った粉をお湯で溶く。それを髪の根元全体に塗布してラップで巻き、温めて1時間(実際にはもっと短くていいらしいが、ちゃんと染まって欲しいので勝手に1時間置いている。)、洗い流してリンスして終了。だいたい2時間ぐらいかかる。
面倒など御免なのだが、それでも7年続いているということは、メリットが面倒を上回っているということだ。
もちろんサボって1回抜けたりすることもある。それでも1回ぐらいなら翌週にリカバーできる範囲だし、そうと分かっていてもサボることは今のところあまりない。
習慣になるとは、強いことだ。金曜日はヘナの日として、定着したようである。
面倒でも、それを上回るメリットのあるもの。探せば世の中にはまだまだありそうな気がする。
でもこれ以上の面倒はもういいかな?(笑)