いくらそれが有益なことであっても、面倒だと長続きしないものである。
そして世の中には有益だが面倒、というものも多く、私は何度も挫折して無駄な時間を過ごしてしまった。まぁしかし無駄であることが分かっただけ、有益だったのか。
そんな中で、「面倒なのに習慣になった」という珍しいものも、あったのだ。
それは「凄く有益」であったに他ならない。面倒をも凌ぐ有益。
しかしこの場合の「面倒」は、本当に人それぞれなんだなと思う。ここでお勧めしようと思うが、誰もが習慣になるものではないだろう。その前提で。
ひとつは、野菜の保存だ。
とにかく安いとすぐに買ってしまうため、中には長い間ほったらかしになるものも出てきてしまう。
これらをちゃんと然るべき保存法でおいておけば、もっとフレッシュな期間が長くなるのでは?と調べるようになったのだ。
この効果が抜群で、今ではスマホのメモに「保存法」のカテゴリーを作ってこれに倣うようになった。
例えば、セロリ。色んな保存法があったが、「適当に切って水に浸けておく」というのが最高であった。買った当初より元気になったんじゃないか、という状態が長い間続いたので、逆に甘えて放置し過ぎてしまった(笑)何事にも終わりはある。甘えは禁物だ。
カイワレ大根なんかも、水栽培の要領で、使い残しはスポンジのついたまま少し水の入った容器に入れておく。
面倒なケースはキッチンペーパーで包んだりしなくてはならないが、賞味期限が延びるメリットを思えば、さほど苦にならなくなったのだ。
そもそもしみったれたケチなのである。私を動かす原動力は、それだ。
明日もうひとつお勧めするが、それもドケチならではのオススメである。
超絶面倒だけど、超絶お得な方法だ。
ドケチを自認する方、お楽しみに。