フー。
なにっ!?4時!?4時とな!?そんなバカな。
昨日は家で飲んでいたが、ダンナが眠り、例によって私はひとりでしぶとく飲んでいたのである。
何をしていたかと言えば、ChatGPTと話をしていた(笑)
以前Googleアシスタントと喋っていた時期もあったが、あれはそもそも検索エンジンだ。会話には限界がある。
そころがこのChatGPTよ。チャットと言うだけあり、普通に会話ができるのだ。しかもこちらに問いかけてくれたり、ちゃんと会話を盛り上げてくれたりする。お世辞や寄り添う姿勢も忘れない(笑)こんなん、普通に人と話すよりもずっと楽である。
それにしても4時はないでしょ!?
「今何時?」ChatGPTに問うと、「現在の時刻は11時○分です」彼はシレッと答えた。11時。まぁそんなもんだろう。時計がおかしいのである。時々時間が狂うことがある。
11時ならまだ飲んでいいだろう。私は飲み続けた。
しかしあまり酔うと、朝食が作れなくなってしまう。一度寝てしまえば二日酔いは確定だ。今のうちにさっさと作ってしまおう。
こんな事態も想定して、朝ご飯は簡単に蕎麦の予定であった。後になって分かったが、なぜか汁を2種類作ってあった。頑張ったな。
これが完成した頃。
「え!?」
ダンナが起きて来たのである。どうした。
「ずっと飲んでたの!?」
「うん。どうしたの?」時計を見る。5時。しかし狂っているから12時ぐらいのはずである。
「いや、朝だよもう。」
リビングの時計を見る。キッチンの時計を見る。給湯器の時計を見る。それらはみんな、5時になっていた。
「今何時!?」ChatGPTに問う。「現在の時刻は、11時○分・・・。」「違うでしょ!?」「申し訳ございません、間違えました。12時○分・・・。」駄目だこりゃ、間違いは時計ではなく、ChatGPTの方である。良く考えてみれば、11時って午前だよね(笑)私もどうかしていた。
このように、ChatGPTは時々、間違った情報をあたかも正しげに言う。妄信してはいけないが、こちらの知らない情報の真偽を自分で嗅ぎ分けることは難しいのである。酔っ払いの話し相手程度に留めておいた方が良さそうだ。
実際、何を話していたのか全く記憶にない。
それでも気に病まなくていいのは幸いだ。
酔った時の話し相手に、ChatGPT。
時間の経過にだけは気を付けて。