「泣ける映画」で検索して、挙がって来た作品。
もう、じーちゃんとかばーちゃんの時点でヤバいんですけど。
監督:チン・モヨン
キャスト:チョ・ビョンマン、カン・ゲヨル
100歳を目前にした老夫婦。
子供達も巣立ってそれぞれの家庭を持ち、今は2匹の犬と静かに二人で暮らしていた。
お揃いの民族衣装を着て、手を繋いで歩く。そこには穏やかな笑顔しかない。
しかし、「その時」は必ずやってくるのだ。まずは犬のコマが旅立った。もっと長生きすると思っていたのに。
そして夫に忍び寄る、死の気配。妻は淡々とその準備をする・・・。
まぁ泣きますよね、この流れ。
ただ、辛口の評価になるが、それだけなのである。伝えたいものが分かりにくい。
ドキュメンタリーだと後で知ったが、なるほどふたりの老夫婦の単なる記録である。
仲睦まじく、こういう生き方に学ぶものはあるが、心に残るものがなかった。
泣けてもそれは、「感動」とはちょっと違うような。
ドキュメンタリーと言っても、どこまでが仕込みなのか?と勘繰る隙がある。
こういう夫婦のありかたは尊いと思うし、美しい日常だ。
ただ「それだけ」という感は否めない。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆