今週のお題「好きな小説」
一冊を決めることは、難しい。
こういうのを夫婦間でで「寿司ラーメン」と言っているが、同じジャンルの中でもテイストが違うと比較対象にできないのである。小説然り。
なので「今日の一冊」に挙がっていない、印象に残っている作品をザザッと書いてみようと思う。
ここに載っていないと言うことは、かなり昔に読んだものである。
「ダンス・ダンス・ダンス」村上春樹
父が私に読ませようと、買って来てあった本だ。興味がわかずに放置してあったが、ある日あまりにも暇なので手に取ってしまったのである。
もう全然内容は覚えていないが、面白かったことに驚いた。
これが私の初春樹であった。
「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル
父が私に読ませようと、買って来てあった本だ。興味がわかずに放置してあったが、ある日あまりにも暇なので手に取ってしまったのである。
もう全然内容は覚えていないが、これも面白かったことに驚いた(笑)
かなり長い小説だったが、一気に読み切ってしまった。
作者亡きあとに違う人によって書かれた続編も、面白かった。
「人間失格」太宰治
これも実家にいた頃に読んだ本だ。
自分がクズであることは自覚していたので、妙に共感してしまった。若かったし。
クズにはクズにしか分からない境地があるのだ。
「深夜特急」沢木耕太郎
ノンフィクションが好きなので、旅行記も好きだった。特にこのような外国での話。
ちょっと違うと怒られそうだが、ドロンズ日記・猿岩石日記・朋友日記も長い間手放せなかった(笑)
「スメル男」原田宗典
原田宗典も一時期好きだった。スメル男はまるでカフカの「変身」のような、突然の変化の話。
タイトルが思い出せないが、短編でものすっごく怖い話があったことも覚えている。
滅多に短編は読まないのに、そんな時に限って。
「ショートショートの広場」星新一編
星新一の作品ではなく、一般公募からの作品集。現在は「ショートショートの花束」に改題されている模様。
短いストーリーの中に衝撃のある、ショートショート。めちゃくちゃ面白かった。
いかんですいかんです、タイトルが思い出せなくてChatGPTに聞いていたら、何でもすぐに分かるから面白くなって、調べまくっていた。
時間が無くなってしまった(笑)
ではこんなところで。