リシャード・ギアって懐かしいね。1996年の作品だが、古く感じるなぁ。
監督:グレゴリー・ホブリット
キャスト:リチャード・ギア、 ローラ・リニー
とある教会の大司祭が惨殺された。
現場から逃走した19歳の青年アーロンはすぐに捕らえられ、滞りなく死刑は確定するものと思われた。
この少年の弁護を買って出たのが、ベイル。
腐敗した検察の職を辞して、今は弁護士として正義のために戦っていた。
血だらけで現場から逃げたアーロン。現場にはナイフも残されていた。アーロンは無罪を主張するが、その時の記憶がない。
ベイルはアーロンの証言を信じ強気の弁護を通していたが、やがて明らかになる事実。
幼少期に路頭に迷っていたアーロンに救いの手を差し伸べた大司祭は、アーロンを虐待していたのである。
有罪に繋がる動機が明らかになると同時に、無罪に繋がるもうひとつの事実も現れてくる。
判決は。
そして「真実」の行方は・・・・・。
アーロンは大司祭を殺したのか?という謎。
これだけ物証が残されているのにアーロンを信じるベイルは、正義を揺るぎないものにしたい一心だったのだろう。
これは検察との戦いであり、検察への復讐でもある。
ところが事態は二転三転し、「真実の行方」はなかなか見えてこない。
最後のどんでん返しの後、ベイルはそれでもまだ正義を守るのか、自分を守るのか。実はそこに最大の見どころが隠されていると思ったのは私だけだろうか。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆