立川に行けば、昭和記念公園がある。
デパートもあるし、古着屋もたくさん。規模の大きいショッピングモールも。
やれることならいくらでもありそうだったので、ノープランで出掛けたのだ。
一応、ひとつだけ目的はあった。食べ放題だ。
それに合わせて午前中は近くの無料で入れる施設を回った。
「立川防災館」。
防災館は立川の他に池袋、本所にもあり、過去に一度行ったことはあった。
色々な災害の疑似体験ができて、なかなか勉強になった記憶がある。
しかし今回行って、全くそれは生かされていなかったことを知ったのだった。
様々な体験コーナーから、VR防災体験と煙体験をチョイス。
平日の防災館はガラッガラで、非常に手厚い接客を受けることになる。
VRでは、地震と火事の疑似体験。シートが揺れたり傾いたりするので、結構本気で怖かった。ただVRのクォリティがいまいちで、酷く酔った。
煙体験の方は、ごく最近リニューアルしたというので行ってみたのだ。
煙の充満する中を歩いて脱出するのだが、その前の講義のようなものがとてつもなく眠く、ひっくり返りそうでそっちの方が難易度が高かった。
子供向けの施設ではあったが、家庭内での防災対策がなにひとつなされていたかったことを知り、怖くなったのだ。
消火器を買います。
火災報知機を付けます。
家具に転倒防止対策をします。
防災館を後にすると、そこから近い国立極地研究所の「南極・北極科学館」へ。10年前に偶然来て、閉まっていた施設であった。リニューアルされて、綺麗になっていた。
しかし、南極・北極だ。ひと通り見たところで「おお!!」となるようなものはなく、ますます眠くなった。イスで寝た。
いよいよ食べ放題へ。
行ってみると、その内容の8割は糖質だろうというラインナップ。開き直ってピザ、ドリヤ、パエリヤ、フォー、うどん、パスタにデザートと、糖質祭りだ。
そのせいなのか、あり得ないほどの満腹に。苦しい。痛い。そして猛烈に眠い。
「このあとどうする・・・・・。」
ショッピングも散歩もつらい。ただひたすらに眠い。
駅はすぐ近くだったが、このまま帰るのでは立川に申し訳ない。
意を決して(意を決したのだ)、徒歩30分の立川駅まで腹ごなしに歩くことにした。
謎の塔。
ずっと気になっていたので調べてみた。
昔の軍事工場の給水塔とのこと。
今は使っていないだろうから、保存してるのかな。
立川駅に着いても眠苦しさは変わらず、地元に帰ることにした。乗りっぱなしで眠れるよう、バスをチョイス。爆睡。
そして久米川にて。
相変らず満腹ではあったが、このまま帰るのでは久米川に申し訳ない。
ギュッと2軒ほど回って、帰宅。
家で続きをやるも、昼の食べ過ぎが響いてか、スカッと飲んだ感に乏しい。
そんな訳で、翌日の今日は案外体調がいい。
お腹が空かないので、朝は抜いた。
明日はもう、金曜日。
水曜日休むと、一週間は短い。
体調いいので、頑張ります。