第2次世界大戦で悪名を轟かせたあのドイツの総統が、2014年のドイツに帰ってきた!
監督: ティムール・ヴェルメシュ
キャスト:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ
2014年、ドイツ。公園の植え込みで目が覚めたヒトラーは、自分がタイムスリップしたことに気付く。
科学の進歩に目を見張るも、腐敗しきったドイツの現状に憤りを感じ、あの頃のように国民に訴えるヒトラー。テレビ局をクビになったザヴァツキも、それを利用して再起を図る。
果たしてヒトラーは、国民に受け入れられるのか??
帰ってきたヒトラーは、どこかユーモラスで過去のような威厳は感じられない。本人は至って真剣だが、時代錯誤もあり、もはや立ち位置はコメディアンとなっていた。
しかしそれを作品としてコメディにするには面白みに欠け、真面目に見るには説得力がない。
ドイツ人が観たらまた違うのかもしれないが、日本人として観るにはどこにも良さを感じられなかった。
全体的に勢いもなく、「どう観るべきか」最後まで迷ったのだ。
辛口になるが、正直なところ、つまらなかったですはい。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★☆☆☆☆