シルバーウィーク。9月2度目の連休だ。
無駄にしないよう、飲み過ぎないよう(笑)予め予定を立てておいたのだ。
金曜日。食材が余っていたので家飲み。
久し振りだ。好きなものを買って来て気ままに飲むのも、悪くない。
まぁだいたい買いすぎて余らせて、故に翌日もまた飲もう、となる危険をはらんでいるのだ。この週末の予定は、キッチリ立てておいた。
余っていた食材の中に、甘長唐辛子のようなものがあったのだ。
ダンナがピーマンとかしし唐とか好きなので、衝動買いしてあったものだ。近所のスーパーの、地元野菜の売り場にあった。いかにも新鮮そうな艶やかなそれを見て、買ってしまったのであった。
素材の味を生かすという名の、「焼いて塩胡椒」という調理法だ。
嫌な予感がしたのは、それを切っている時だった。
・・・なぜむせる(笑)
何となく目がシバシバして、咳がこみ上げてくる。キッチンに入ったダンナも咳き込んでいた。
その野菜が入っていた袋を見てみる。
「唐辛子」となっているが、ラベルの左側がギリギリ切れていて読めなかったのである。だから私は勝手に「なんちゃら唐辛子」という甘長のようなものだと思ったのである。「ピリ辛」と書いてあったのも、油断した一因だ。
それを炒めてみると、唐辛子の匂いが炸裂した(笑)これは単なる唐辛子炒めなのか??巨大な。
出す前にコソッとひと切れ食べてみた。
・・・こいつはまずいことになった。激辛だ(笑)私は結構辛いものには耐性がある方だが、それでもちょっと躊躇するような辛さである。対するダンナは辛いのは苦手だ。
黙って出した。先に言うと変に構えてしまうだろう。知らずに食べれば案外イケてしまうかもしれない。人間の脳なんて、騙せるものである。
「おっ、旨そう♪」
一見甘長の炒めだ。ダンナの好物。旨そうだろう。旨いよ(笑)
「ん?・・・これちょっと辛い?」
少し間があってから、「なんだこれ、かれえぇぇ!!!」
このひと口で終了。やっぱりダメか(笑)かくいう私も食べられず、結局残ってしまったのだった。
袋をもう一度良く見てみる。「唐辛子」。「手のひらサイズのジャンボ唐辛子です。」
唐辛子って、普通3センチぐらいの細いやつだよね!?こんなにジャンボにされても・・・。
これだけは失敗したが、あとはみんな美味しく食べた。
豚肉にタマネギのみじん切りが、やはりメチャクチャ美味しかった。翌日が休みじゃないとできないものだ。翌日チョー臭う(笑)
ビールを飲んでサワー缶を空け、スパークリングワインとワインを飲み、ミュートマイクで歌を歌い、翌日の予定はカラオケになり、酔っ払ってカラオケボックスの予約をし、気が付いたら犬と寝ていてダンナに起こされた。
洗い物がしてあってダンナに感謝しようとするも、どうやらそれは私ではない私がやったらしい。酒パワー。
早く酔い潰れたのでたっぷり眠り、翌日はスッキリ目が覚めたのだ。
そして前日、私ではない私が予約したらしいカラオケに朝から行き、また早い時間に酔い潰れて終わったのであった。
今日もスッキリ目が覚めたが、お陰でまだ飲めそうである。
予定では今日は飲まずに寝るはずだが、・・・不安だ(笑)
不安だ!